Supported OS Linux

インテグレーションバージョン0.0.1

概要

このチェックは、Open Policy Agent からメトリクスを収集します。

セットアップ

Kubernetes クラスターで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドも参照してこの手順を行ってください。

インストール

open_policy_agent チェックを Kubernetes クラスターにインストールするには:

  1. 開発ツールキットをインストールします。

  2. integrations-extras リポジトリを複製します。

    git clone https://github.com/DataDog/integrations-extras.git.
    
  3. ddev 構成を integrations-extras/ パスで更新します。

    ddev config set extras ./integrations-extras
    
  4. open_policy_agent パッケージをビルドするには、以下を実行します:

    ddev -e release build open_policy_agent
    
  5. Agent マニフェストをダウンロードして、Datadog Agent を DaemonSet としてインストールします

  6. チェックコード用と構成用の 2 つの PersistentVolumeClaim を作成します。

  7. それらをボリュームとして Agent ポッドテンプレートに追加し、チェックと構成に使用します。

         env:
           - name: DD_CONFD_PATH
             value: "/confd"
           - name: DD_ADDITIONAL_CHECKSD
             value: "/checksd"
       [...]
         volumeMounts:
           - name: agent-code-storage
             mountPath: /checksd
           - name: agent-conf-storage
             mountPath: /confd
       [...]
       volumes:
         - name: agent-code-storage
           persistentVolumeClaim:
             claimName: agent-code-claim
         - name: agent-conf-storage
           persistentVolumeClaim:
             claimName: agent-conf-claim
    
  8. Kubernetes クラスターに Datadog Agent をデプロイします。

    kubectl apply -f agent.yaml
    
  9. インテグレーションアーティファクトの .whl ファイルを Kubernetes ノードにコピーするか、パブリック URL にアップロードします。

  10. 次のコマンドを実行して、Agent でインテグレーション Wheel をインストールします。

    kubectl exec ds/datadog -- agent integration install -w <PATH_OF_OPEN_POLICY_AGENT_ARTIFACT_>/<OPEN_POLICY_AGENT_ARTIFACT_NAME>.whl
    
  11. 以下のコマンドを実行して、チェックと構成を対応する PVC にコピーします。

    kubectl exec ds/datadog -- sh
    # cp -R /opt/datadog-agent/embedded/lib/python2.7/site-packages/datadog_checks/* /checksd
    # cp -R /etc/datadog-agent/conf.d/* /confd
    
  12. Datadog Agent ポッドを再起動します。

ログ生成メトリクス

デフォルトのダッシュボードには、OPA の決定メトリクス open_policy_agent.decisions に関連するグラフがいくつか表示されます。このメトリクスは OPA の “Decision Log” に基づいて作成されます。このメトリクスを生成してダッシュボードの該当する部分に入力するには、Datadog でログ生成メトリクスを新規作成します。

ログエントリの “Decision Log” タイプに対応するメトリクスのみを生成するために、まず OPA ログの msg フィールドに対応するファセットを作成します。OPA を起点とするログエントリのいずれかを選択し、msg フィールド付近にあるエンジンログをクリックして “Create facet for @msg” を選択します。

Message ファセット

input.request.kind.kind フィールドと result.response.allowed フィールド用に合計 2 つのファセットを作成します。どちらのフィールドも “Decision Log” タイプのすべてのログエントリで利用可能です。

Kind ファセット Allowed ファセット

ファセットを作成したら、ダッシュボードを完成させるために必要なメトリクスを生成します。メニューで “Logs -> Generate Metrics” をクリックし、“Add a new metric” をクリックして以下のデータをフォームに入力してください。

OPA 決定メトリクス

構成

  1. OPA パフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent ポッドに追加した /confd フォルダーの open_policy_agent/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル open_policy_agent/conf.yaml を参照してください。

  2. Agent を再起動します

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで open_policy_agent を探します。

収集データ

メトリクス

open_policy_agent.request.duration.count
(count)
The count of the HTTP request latencies in seconds for the OPA service
Shown as second
open_policy_agent.request.duration.sum
(count)
The sum of the HTTP request latencies in seconds for the OPA service
Shown as second
open_policy_agent.policies
(gauge)
The number of policies enabled in the OPA server

イベント

open_policy_agent には、イベントは含まれません。

サービスチェック

open_policy_agent.prometheus.health
Returns CRITICAL if the agent fails to connect to the Prometheus endpoint, otherwise OK.
Statuses: ok, critical

open_policy_agent.health
Returns CRITICAL if the agent fails to connect to the OPA health endpoint, OK if it returns 200, WARNING otherwise.
Statuses: ok, warning, critical

open_policy_agent.bundles_health
Returns CRITICAL if the agent fails to connect to the OPA bundles health endpoint, OK if it returns 200, WARNING otherwise.
Statuses: ok, warning, critical

open_policy_agent.plugins_health
Returns CRITICAL if the agent fails to connect to the OPA plugins health point, OK if it returns 200, WARNING otherwise.
Statuses: ok, warning, critical

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

PREVIEWING: Cyril-Bouchiat/add-vm-package-explorer-doc