Microsoft SCCM (Systems Center Configuration Manager) は、Microsoft の Systems Center ツールスイートに同梱されている構成管理ソリューションです。このページでは、SCCM を使用した Datadog Agent のインストールおよび構成について説明します。
前提条件
- Agent は SCCM バージョン 2103 以上に対応しています。
- Agent をインストールする前に、Configuration Manager でディストリビューションポイントをインストールおよび構成していることを確認してください。
セットアップ
デプロイ可能な Datadog Agent アプリケーションを作成する
Agent ページから、最新の Windows Datadog Agent インストーラーファイル (MSI) を SCCM サーバーにダウンロードします。
SCCM でアプリケーションを作成し、Datadog Agent MSI の場所を指定します。
General Information ページが表示されるまで、Next をクリックします。
Installation program セクションに次のコマンドを貼り付け、MY_API_KEY
を自分の API キーに置き換えます。
start /wait msiexec /qn /i datadog-agent-7-latest.amd64.msi APIKEY="MY_API_KEY" SITE="datadoghq.com"
その他のインストールオプションについては、インストール変数の一覧を参照してください。
Install behavior が Install for system に設定されていることを確認してください。
Next をクリックし、画面の指示に従ってアプリケーションを作成します。
アプリケーションが作成されたことを確認するには、Software Library > Overview > Application Management > Applications でアプリケーションを探します。
Datadog Agent アプリケーションをデプロイする
Datadog Agent アプリケーションをデプロイする前に、Configuration Manager で
ディストリビューションポイント をインストールおよび構成したことを確認してください。
- Software Library > Overview > Application Management > Applications に移動し、先に作成した Datadog Agent アプリケーションを選択します。
- Home タブの Deployment グループから Deploy を選択します。
Agent の構成
SCCM パッケージを使用すると、Datadog Agent にコンフィギュレーションファイルをデプロイして、デフォルト設定を上書きすることができます。Agent 構成は、datadog.yaml
コンフィギュレーションファイルと、各インテグレーション用のオプションの conf.yaml
ファイルで構成されます。デプロイする各コンフィギュレーションファイルごとにパッケージを作成する必要があります。
datadog.yaml
ファイルと conf.yaml
ファイルをローカルの SCCM マシンフォルダに収集します。利用可能なすべての構成オプションについては、サンプル config_template.yaml
ファイルを参照してください。- SCCM パッケージを作成し、Standard program を選択します。
- Agent にデプロイするコンフィギュレーションファイルが格納されている場所を選択します。
- 変更をデプロイするデバイスコレクションを選択します。
- デプロイ設定を構成して、パッケージをターゲットにすぐに事前インストールします。
Datadog Agent を再起動する
構成の変更を監視するために、Agent サービスを再起動します。
- Agent コマンドを使用して Datadog Agent を再起動する PowerShell スクリプトを作成します。
- スクリプトを実行して Datadog Agent を再起動します。
- Datadog UI で新しいデータがあるか確認します。
参考資料