概要
このチェックは、Datadog 以外の StatsD サーバーの可用性とアップタイムを監視します。また、StatsD が受け取ったメトリクス数をメトリクスタイプ別に追跡します。
このチェックは、アプリケーションメトリクスを StatsD サーバーから Datadog に転送しません。これは、StatsD 自体に関するメトリクスを収集します。
セットアップ
インストール
StatsD チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。StatsD を実行するサーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
Agent の構成ディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの statsd.d/conf.yaml
を編集します。使用可能なすべての構成オプションの詳細については、サンプル statsd.d/conf.yaml を参照してください。
init_config:
instances:
- host: localhost
port: 8126 # or wherever your statsd listens
Agent を再起動すると、Datadog への StatsD メトリクスおよびサービスチェックの送信が開始されます。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | statsd |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"host": "%%host%%", "port":"8126"} |
ログ収集
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
でこれを有効にする必要があります。
Supervisord ログの収集を開始するには、次のコンフィギュレーションブロックを statsd.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
- type: file
path: /path/to/my/directory/file.log
source: statsd
path
のパラメーター値を変更し、環境に合わせて構成してください。
使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル statsd.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで statsd
を探します。
収集データ
メトリクス
statsd.counters.count (gauge) | The number of counter metrics currently seen by StatsD |
statsd.gauges.count (gauge) | The number of gauge metrics currently seen by StatsD |
statsd.timers.count (gauge) | The number of timer metrics currently seen by StatsD |
イベント
StatsD チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
statsd.can_connect
Returns Critical if the Agent cannot send data to the StatsD endpoint, OK otherwise.
Statuses: ok, critical
statsd.is_up
Returns Critical if the Agent cannot connect to the StatsD url, OK otherwise.
Statuses: ok, critical
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。
その他の参考資料
お役に立つドキュメント、リンクや記事: