概要
セグメンテーションは製品分析の機能で、ユーザーベースの特定のグループまたはセグメントを分析し、理解することができます。ユーザーをさまざまな特性や行動に基づいてセグメント化することで、貴重なインサイトを発見し、傾向を掴み、データドリブンな意思決定で製品およびユーザーエクスペリエンスを最適化することができます。例えば、ユーザーを購入金額、特定の国のアクティブユーザー、トライアル中のユーザー、トライアル後に有料組織に移行したユーザーといった基準でセグメント化することができます。
セグメントの構築
新しいセグメントを作成するには、ナビゲーションから Digital Experience Monitoring > Product Analytics > User Segments に移動します。新しいセグメントを作成する際に選択できるソースは 2 つあります。
- 製品分析データ
- 外部データ (リファレンステーブルをアップロードします)
製品分析データを使用する
製品分析データを使用して新しいセグメントを作成するには:
データを接続したいユーザー属性を選択します。下の例では、usr.id
となっていますが、usr.email
や usr.name
など、利用可能なユーザー属性を自由に使用することができます。
Filter your segment セクションでは、SDK によって収集された任意の属性、または詳細なユーザーセグメントを作成するために追加したカスタム属性でフィルタリングすることができます。
下の例では、/cart
のページにいて、チェックアウトボタンを (ブラジルから) クリックしたすべてのユーザーにセグメントを絞り込んでいます。
外部または第三者のデータを使用する
外部または第三者のデータを使用してセグメントを作成するには:
- リファレンステーブルのアップロードと作成の方法については、リファレンステーブルのドキュメントを参照してください。
- データタイプ (例えば、
usr.id
、usr.name
、usr.email
) と列名を正しく結びつけてください。 - 正確を期すため、セグメント内のユーザーのデータが製品分析に存在することを確認してください。
製品分析におけるセグメントの活用
サンキー図の場合
Sankey ページでは、視覚化のデータをフィルタリングして、選択したユーザーセグメントを反映させることができます。これにより、指定したセグメントにおける特定のユーザー集団のエクスペリエンスおよびトラフィックパターンを見ることができます。下の例では、“Premium users” セグメントのユーザーのみを対象としたサンキー図が表示されています。
アナリティクスエクスプローラーの場合
アナリティクスエクスプローラーのデータをフィルタリングして、特定のセグメントに属するユーザーを選択して反映させることができます。下の例では、先月アクティブだった “Premium users” セグメントのユーザーのリストを、セッション数で整理して表示しています。
その他の参考資料