データベースモニタリングはこのサイトでサポートされていません。
このページで説明されている機能はベータ版です。フィードバックやリクエストについては、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。
サポートされる Oracle のバージョン、機能、およびアーキテクチャ
- バージョン: 11.2、12c、18c、19c、21c
- デプロイ構成: セルフマネージド、RDS、RAC、Exadata、Autonomous Database
- アーキテクチャ: マルチテナント、non-CDB、RDS のシングルテナント
概要
前提条件
Database Monitoring for Oracle を構成するには、以下の前提条件を満たす必要があります。
- Oracle の監視機能をサポートする Agent バージョンをインストールする必要があります。
- Oracle インテグレーションがインストールされている必要があります。
セットアップ
上記の前提条件を満たしている場合は、ホスティングタイプのセットアップ手順に従ってください。
前提条件の詳細
Agent のインストール
ホスト要件
Agent のインストール先については、DBM セットアップアーキテクチャのドキュメントを参照してください。
Agent は外部の Oracle クライアントを必要としません。
推奨 Agent バージョン
Datadog では、 以下の Oracle DBM ビルドを推奨しています。この Oracle DBM ビルドには、 実装済みの Oracle 監視機能とバグ修正がすべて含まれているからです。Oracle DBM ビルドは、常に安定した Agent リリースを基盤にしています。
- Linux:
7.48.1~dbm~oracle~1.2-1
- Windows:
7.48.1-dbm-oracle-1.2-1
- Docker:
7.48.1-dbm-oracle-1.2
Datadog Agent の公式リリースをご希望の場合は、少なくともバージョン 7.49.0
までお待ちください。
Oracle DBM ビルドのインストール
Oracle DBM のビルドは RHEL と Ubuntu のそれぞれのリポジトリからダウンロードできます。
DD_API_KEY
を設定し、以下のコマンドを実行すると、Oracle DBM リリースがインストールされます。例:
export DD_AGENT_DIST_CHANNEL=beta
export DD_AGENT_MINOR_VERSION="48.1~dbm~oracle~1.2-1"
DD_API_KEY= DD_SITE="datadoghq.com" bash -c "$(curl -L https://install.datadoghq.com/scripts/install_script_agent7.sh)"
Oracle DBM のビルドは Windows ビルドリポジトリからダウンロードできます。
Oracle DBM ビルドの MSI ファイルをダウンロードします。
APIKEY
を設定し、インストーラーをダウンロードしたディレクトリ内のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。例:
start /wait msiexec /qn /i datadog-agent-7.48.1-dbm-oracle-1.2-1.x86_64.msi APIKEY="" SITE="datadoghq.com"
Oracle DBM イメージは Docker ビルドリポジトリにあります。
DD_API_KEY
を設定し、以下のコマンドを実行すると、Oracle DBM リリースがインストールされます。例:
docker run -d --name dd-agent -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock:ro -v /proc/:/host/proc/:ro -v /sys/fs/cgroup/:/host/sys/fs/cgroup:ro -e DD_API_KEY="" -e DD_SITE="datadoghq.com" gcr.io/datadoghq/agent:7.48.1-dbm-oracle-1.2
既存の Agent インストールをアップグレードする
ホスティングタイプのドキュメントに従って、すべての grant
権限コマンドを実行します。新機能では、以前に Datadog データベースのユーザーアカウントに付与しなかったシステムビューへのアクセスが必要です。
Oracle インテグレーションをインストールする
Datadog の Integrations ページで、組織用の Oracle インテグレーションをインストールしてください。これにより、Oracle データベースのパフォーマンスをモニタリングするために使用できる Oracle ダッシュボードがアカウントにインストールされます。
既存の Oracle インテグレーションを検証する
Oracle インテグレーションを初めてインストールする場合は、この手順を省略できます。
既存のインストールの場合、構成が conf.d/oracle-dbm.d/
ディレクトリにあることを確認します。レガシー構成を conf.d/oracle.d/
ディレクトリから移行する必要があるかもしれません。
次のコマンドを使用して、Oracle インテグレーションをレガシーインテグレーションから新しいインテグレーションに移行します。
cp /etc/datadog-agent/conf.d/oracle.d/conf.yaml /etc/datadog-agent/conf.d/oracle-dbm.d/conf.yaml
レガシーインテグレーションを非アクティブにします。
mv /etc/datadog-agent/conf.d/oracle.d/conf.yaml /etc/datadog-agent/conf.d/oracle.d/conf.yaml.bak
レガシーインテグレーションを非アクティブにすると、システムメトリクスが 2 回送信されなくなります。
Datadog Agent は外部の Oracle クライアントを必要としないので、新しいパラメーターファイル /etc/datadog-agent/conf.d/oracle-dbm.d/conf.yaml
から jdbc_driver_path
構成パラメーターを削除します。
上記の前提条件を満たしている場合は、ホスティングタイプのセットアップ手順に従ってください。