概要
Fauna は、フルマネージドかつ分散型のドキュメント・リレーショナルデータベースです。このインテグレーションを使用すると、Fauna データベースのクエリログを Datadog にストリーミングできます。これによりクエリをリアルタイムで確認でき、クエリに関する以下の情報を参照できます。
- Fauna コスト指標
- Read Ops
- Write Ops
- Compute Ops
- クエリ時間
- クエリサイズ指標
- リクエストとレスポンスのサイズ
- クエリの形状 (Query shape)
- 個人を特定できる情報 (PII) を除外したリクエスト本文全体
- クエリのレスポンスコード
利用可能なログフィールドの全リストについては、Fauna Query Log Record Format を参照してください。
セットアップ
インストール
- Fauna インテグレーション タイル の「Connect Accounts」ボタンをクリックし、OAuth フローを開始して Fauna と Datadog のアカウントを接続します。
- その後、Fauna にリダイレクトされるので、接続したいアカウントでログインします。既に Fauna アカウントにログインしている場合は、この手順をスキップできます。
- Fauna の「Create Integration」ページにリダイレクトされるので、Datadog にログをストリーミングしたいリージョングループやデータベースを選択します。選択したら Create をクリックしてください。
- Datadog に移動したら、Authorize をクリックし、Fauna がデータベースのクエリログを送信するために使用する API キーを作成することを許可します。
このフローが完了すると、Fauna Integrations Page にリダイレクトされ、アクティブなインテグレーションが表示されます。
次の 10 分以内に、設定したリージョングループやデータベースに対して発行されたクエリのログが Fauna Overview Dashboard に表示され始めます。
上記のクエリは Datadog Log Explorer の ‘fauna’ サービスの欄にも表示され始めるはずです。
構成
Fauna インテグレーションでは以下の設定が可能です。
- どのリージョングループのクエリログを Datadog に送信するか
- リージョングループがインテグレーションで有効になっている場合、そのリージョングループ内のすべてのデータベースのクエリログが送信されます。
- どのデータベースからクエリログを送信するか
- インテグレーションの状態 (アクティブまたは一時停止)
一時停止するとログは送信されません。
Fauna Integrations Page で設定内容を変更したり、インテグレーションを削除したりできます。
設定内容が Fauna Overview Dashboard と Datadog Log Explorer に反映されるまで最大 10 分ほどかかる場合があります。
検証
正しく設定されていれば、10 分以内に Fauna Overview Dashboard でログが確認できるほか、Datadog Log Explorer の ‘fauna’ サービスにもログが表示されるようになります。
アンインストール
- Fauna Integrations Page にアクセスして Datadog インテグレーションを削除できます。
- このインテグレーションをアンインストールすると、それ以前に与えられた認可は全て取り消されます。
- また、API Keys ページでインテグレーション名を検索して、このインテグレーションに紐付けられた全ての API キーが無効になったことを確認してください。
収集データ
Logs
Fauna は、インテグレーションで設定されたデータベース内のすべてのクエリのログを含みます。
インテグレーションがリージョングループで構成されている場合は、そのリージョングループ内のすべてのデータベースのクエリログが含まれます。
トラブルシューティング
サポートが必要な場合は Fauna サポートにお問い合わせください。