概要

Jira はソフトウェアチーム向けの課題・プロジェクト管理システムです。Datadog の Jira インテグレーションを使用すると、Datadog で課題やインシデントを作成し、Jira で作成された課題を Datadog イベントとして表示できます。

Datadog インシデント管理における Jira インテグレーションには、次のようなメリットがあります。

  • Improved Visibility: すべてのステークホルダーがインシデントに即座に気づくようにし、より迅速な対応を可能にします。
  • Supporting Existing Workflows: 現在のプロセスにシームレスに統合でき、Jira での作業計画や優先度の管理をより容易にします。
  • Customization at Your Fingertips: 動的テンプレートを使うことで、Datadog の重大度を Jira の優先度にマッピングしたり、カスタムラベルを追加したり、動的なアサイン先を定義したりなど、さまざまなカスタマイズが可能です。

前提条件

チケットを自動作成するには、Jira Integration タイルからインテグレーションをインストールしてください。詳しくは、Jira インテグレーションのドキュメントを参照してください。

セットアップ

  1. Integration Settings ページで Jira インテグレーションを探します。
  2. Automatically create a Jira Issue のトグルをクリックします。
  3. Jira 課題を自動作成するタイミングを指定する条件を追加します。この条件を空欄のままにすると、インシデントが発生した時点で Jira 課題が作成されます。
  4. 動的変数を用いて Jira チケットの内容を決定するテンプレートを作成します。このテンプレートを使うと、重大度を Jira の優先度にマッピングしたり、ラベルを付与したり、動的に担当者を設定したりできます。動的変数は string 型の Jira フィールドでのみ機能します。
Datadog インシデントから自動作成される Jira チケットのテンプレート例

インシデントが作成されると、対応する Jira インスタンスにも課題が作成されます。この Jira 課題には参照用として Datadog 上のインシデントへのリンクが含まれています。Jira 課題は Integration Settings ページで定義されたテンプレートに基づいて、インシデントと一方向に同期されます。

その他の参考資料

PREVIEWING: brett.blue/PA-link-fixes