概要

Observability Pipelines Worker を使用して、処理済みのログをさまざまな宛先に送信します。

宛先は、パイプラインのセットアップ時に選択して設定します。これは、パイプラインセットアッププロセスのステップ 4 です。

  1. Observability Pipelines に移動します。
  2. テンプレートを選択します。
  3. ソースを選択してセットアップします。
  4. 宛先を選択してセットアップします。
  5. プロセッサをセットアップします。
  6. Observability Pipelines Worker をインストールします。

イベントのバッチ処理

Observability Pipelines の宛先は、イベントをバッチとして下流のインテグレーションに送信します。イベントのバッチは、以下のパラメーターのいずれかが満たされたときにフラッシュされます。

  • イベントの最大数
  • バイトの最大数
  • タイムアウト (秒)

例えば、宛先のパラメーターが次のようになっている場合:

  • イベントの最大数 = 2
  • バイトの最大数 = 100,000
  • タイムアウト (秒) = 5

宛先が 5 秒の時間枠内に 1 つのイベントを受信した場合、5 秒のタイムアウト時にバッチがフラッシュされます。

宛先が 2 秒以内に 3 つのイベントを受信した場合、2 つのイベントを含むバッチをフラッシュし、5 秒後に残りのイベントを含む 2 つ目のバッチをフラッシュします。宛先が 100,000 バイトを超える 1 つのイベントを受信した場合、このバッチを 1 つのイベントとともにフラッシュします。

DestinationMaximum EventsMaximum BytesTimeout (seconds)
Amazon OpenSearchNone10,000,0001
Amazon S3 (Datadog Log Archives)None100,000,000900
Azure Storage (Datadog Log Archives)None100,000,000900
Datadog Logs1,0004,250,0005
ElasticsearchNone10,000,0001
Google ChronicleNone1,000,00015
Google Cloud Storage (Datadog Log Archives)None100,000,000900
New Relic1001,000,0001
OpenSearchNone10,000,0001
Splunk HTTP Event Collector (HEC)None1,000,0001
Sumo Logic Hosted CollecterNone10,000,0001

Note: The rsyslog and syslog-ng destinations do not batch events.

PREVIEWING: esther/docs-9478-fix-split-after-example