OpenTracing のサポートは、非推奨の仕様に基づくものです。オープンな仕様でコードをインスツルメンテーションしたい場合は、代わりに OpenTelemetry を使用してください。Datadog トレーシングライブラリの OpenTelemetry インスツルメンテーションからのデータを処理するためのベータサポートをお試しください。

OpenTracing で Datadog をセットアップするには、詳細について Ruby OpenTracing のクイックスタートを参照してください。

Datadog トレーサー設定の構成

基底の Datadog トレーサーは、グローバルトレーサーを構成するときにオプション( Datadog::Tracer と一致)を渡すことで構成できます。

# `options` は Datadog::Tracer に提供されるオプションのハッシュです
OpenTracing.global_tracer = Datadog::OpenTracer::Tracer.new(options)

Ruby トレーサー設定セクションで説明されているように、Datadog.configure を使用して構成することもできます。

インテグレーションのアクティブ化と構成

デフォルトでは、Datadog で OpenTracing を構成しても、Datadog が提供する追加のインスツルメンテーションは自動的にアクティブになりません。アプリケーションにある OpenTracing インスツルメンテーションからのみスパントレースを受け取ります。

ただし、Datadog が提供する追加のインスツルメンテーションは、Datadog.configure を使用して OpenTracing とともにアクティブ化できます。これは、トレースをさらに強化するために使用できます。これを有効にするには、Ruby インテグレーションインスツルメンテーションで詳細をご覧ください。

サポートされているシリアル化形式

タイプサポート追加情報
OpenTracing::FORMAT_TEXT_MAPはい
OpenTracing::FORMAT_RACKはいRack 形式では解決が失われるため、大文字または - のいずれかを含む名前のバゲージアイテムは、往復でそれぞれ小文字と _ に変換されることに注意してください。Datadog は、これらの文字を避けるか、受信側でそれに応じて対応することをお勧めします。
OpenTracing::FORMAT_BINARYいいえ
PREVIEWING: esther/docs-9518-update-example-control-sensitive-log-data