概要
Incident Timeline は、インシデント対応中に行われた作業の主要な情報源です。アクションが実行されるたびに、タイムラインに新しいセルが時系列順で追加され、変更内容、変更を行った人物、その時刻が記録されます。
デフォルトでは、タイムラインのセルは oldest first
でソートされていますが、タイムライン上部のボタンを使用して newest first
に変更できます。
コンテンツ タイプ
各セルには、そのセルが保持する情報の種類を示すコンテンツ タイプが設定されています。
コンテンツ タイプ | 説明 |
---|
Responder note | インシデントの対応者が手動で記述したノート。Responder note には次のサブタイプがあります。 - Graph: Datadog グラフを 1 つ以上含む - Link: ハイパーリンクを含む - Code: コード ブロック用 Markdown 構文で囲まれたテキストを含む |
Incident update | ステータスや重大度を含むインシデントのプロパティ、またはその影響範囲に加えられた変更。 |
Integration update | Incident Management 製品の インテグレーション 経由で行われた変更。 |
Task | Incident Details ページの Remediation セクションで行われたタスクの変更。 |
Notification sent | インシデント対応者が手動で通知を送信した際の更新。 |
Responder notes
Incident Details ページのセクション タブ下にあるテキスト ボックスから、タイムラインへ直接 Responder note を追加できます。さらに、Slack からタイムラインへ追加 することも可能です。ノート作成時にタイムスタンプを調整することで、タイムライン上の過去の適切な位置に重要な情報を残せます。
自身が作成した Responder note は、内容とタイムスタンプの編集や削除が行えます。また、特定セルへのリンクをコピーしてチーム メイトと共有することもできます。
Graph セル
グラフ定義は、Organization Settings で共有 URL が有効になっている場合、その共有 URL で保存されます。グラフ セルがタイムラインに追加されてから 24 時間は、Dashboards や Notebooks などと同様のインタラクティブなホバー状態を利用できます。24 時間経過後は、グラフが表示していた内容を静的な画像として保存し、データ保持期間の短いグラフでも後から閲覧できるようにします。
画像
Datadog でホストする画像をアップロードするには、タイムライン上部のテキスト ボックスに画像ファイルをドラッグ & ドロップします。これにより、画像がタイムライン上の個別セルとして追加されます。
既存セルに画像を追加することも可能です:
- 鉛筆アイコンをクリックしてセルを編集します。
- 画像アイコンをクリックし、ファイル ディレクトリから画像を選択します。
- 以下のいずれかの方法で画像をアップロードできます。
- アップロード エリアへ画像ファイルをドロップする
- Choose File をクリックし、ファイル ディレクトリから画像を選択する
- 画像の公開 URL を貼り付ける
参考資料