互換性要件

Datadog の Python バージョンとフレームワークのサポート一覧 (レガシーバージョンとメンテナンスバージョンを含む) については、互換性要件ページをご覧ください。

はじめに

作業を始める前に、Agent のインストールと構成が済んでいることを確認してください。

アプリケーションをインスツルメントする

Datadog Agent をインストールして構成したら、次はアプリケーションに直接トレーシングライブラリを追加してインスツルメントします。互換性情報の詳細をお読みください。

Python で記述されたアプリケーションのトレーシングを開始するには、pip を使用して Datadog トレーシング ライブラリ ddtrace をインストールします:

pip install ddtrace

注: このコマンドは pip バージョン 18.0.0 以上が必要です。Ubuntu、Debian、またはその他のパッケージマネージャーをお使いの場合は、以下のコマンドで pip バージョンを更新してください。

pip install --upgrade pip

Python アプリケーションをインスツルメントするには、記載されている ddtrace-run コマンドを使用します。これを使用するには、Python エントリーポイントコマンドを ddtrace-run でプレフィックスします。

たとえば、アプリケーションが python app.py で始まる場合、次のようになります。

ddtrace-run python app.py

セットアップが完了し、アプリケーションでトレーサーを実行したら、ddtrace-run --info を実行して、構成が期待通りに動作しているかどうかを確認することができます。このコマンドの出力は、実行中にコード内で行われた構成の変更を反映しないことに注意してください。

構成

必要に応じて、統合サービスタグ付けの設定など、アプリケーションパフォーマンスのテレメトリーデータを送信するためのトレースライブラリーを構成します。詳しくは、ライブラリの構成を参照してください。

トレース用の接続は、コードで構成することも可能です。

from ddtrace import tracer

# ネットワークソケット
tracer.configure(
    https=False,
    hostname="custom-hostname",
    port="1234",
)

# Unix ドメインソケットの構成
tracer.configure(
    uds_path="/var/run/datadog/apm.socket",
)

統計用の接続は、コードで構成することも可能です。

from ddtrace import tracer

# ネットワークソケット
tracer.configure(
  dogstatsd_url="udp://localhost:8125",
)

# Unix ドメインソケットの構成
tracer.configure(
  dogstatsd_url="unix:///var/run/datadog/dsd.socket",
)

v1 へのアップグレード

ddtrace v1 にアップグレードする場合は、ライブラリドキュメントのアップグレードガイドリリースノートで詳細を確認してください。

参考資料

PREVIEWING: guacbot/translation-pipeline