Agent 5 デバッグモード

概要

Agent は、デフォルトで INFO レベルでログを作成します。ログからさらに情報を取得するため、ログレベルを DEBUG に設定することができます。

: デバッグモードは、デバッグ目的のみにご使用ください。インデックス付きログの数が増加するため、Datadog では一定期間のみ DEBUG を有効にすることをおすすめしています。終了後は、ログレベルを INFO に戻します。

Agent のフルデバッグモードを有効にするには

  1. ローカル datadog.conf ファイルを変更します。各 OS 固有の詳細については、Agent の主な構成ファイルをご参照ください。
  2. # log_level: INFOlog_level: DEBUG に置き換えます (# を削除してコメントを解除します)。
  3. Datadog Agent を再起動します。各 OS 固有の詳細については、Agent コマンドをご参照ください。
  4. ログが生成されるまで数分待ちます。各 OS 固有の詳細については、Agent ログファイルをご参照ください。

コンテナ化された Agent

Agent がコンテナ内で実行されている状態で service datadog-agent restart (または同様のコマンド) を実行すると、Docker によりコンテナが終了してしまうため Agent を再起動できません。コンテナ化された Agent を再起動するには、supervisor を使用してください。

/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all

以下のコマンドでデバッグログを有効化し、Agent を再起動し、60 秒待機してからフレアを送信します (この順序で実行してください)。

sed -i '/\[Main\]/a LOG_LEVEL=DEBUG' /etc/dd-agent/datadog.conf
/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all
sleep 60
/etc/init.d/datadog-agent flare <CASE_ID>

デバッグログは次のコマンドで無効にできます。

sed -i '/LOG_LEVEL=DEBUG/d' /etc/dd-agent/datadog.conf
/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all

または、コンテナを再起動します。

Agent のログレベル

log_level または DD_LOG_LEVEL には、以下の Agent ログレベルを使用可能です。

オプションクリティカルログエラーログ警告ログ情報ログデバッグログトレースログ
'OFF'
'CRITICAL'
'ERROR'
'WARN'
'INFO'
'DEBUG'
'TRACE'

: 設定ファイルでログレベルを 'OFF' に設定する場合は、値が正しく解析されるよう引用符が必須です。他のログレベルでは引用符は任意です。

PREVIEWING: jack.davenport/custom-resource-code-blocks