概要
Agent は、デフォルトで INFO
レベルでログを作成します。ログからさらに情報を取得するため、ログレベルを DEBUG
に設定することができます。
注: デバッグモードは、デバッグ目的のみにご使用ください。インデックス付きログの数が増加するため、Datadog では一定期間のみ DEBUG
を有効にすることをおすすめしています。終了後は、ログレベルを INFO
に戻します。
Agent のフルデバッグモードを有効にするには
- ローカル
datadog.conf
ファイルを変更します。各 OS 固有の詳細については、Agent の主な構成ファイルをご参照ください。 # log_level: INFO
を log_level: DEBUG
に置き換えます (#
を削除してコメントを解除します)。- Datadog Agent を再起動します。各 OS 固有の詳細については、Agent コマンドをご参照ください。
- ログが生成されるまで数分待ちます。各 OS 固有の詳細については、Agent ログファイルをご参照ください。
コンテナ化された Agent
Agent がコンテナ内で実行されている状態で service datadog-agent restart
(または同様のコマンド) を実行すると、Docker によりコンテナが終了してしまうため Agent を再起動できません。コンテナ化された Agent を再起動するには、supervisor を使用してください。
/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all
以下のコマンドでデバッグログを有効化し、Agent を再起動し、60 秒待機してからフレアを送信します (この順序で実行してください)。
sed -i '/\[Main\]/a LOG_LEVEL=DEBUG' /etc/dd-agent/datadog.conf
/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all
sleep 60
/etc/init.d/datadog-agent flare <CASE_ID>
デバッグログは次のコマンドで無効にできます。
sed -i '/LOG_LEVEL=DEBUG/d' /etc/dd-agent/datadog.conf
/opt/datadog-agent/bin/supervisorctl -c /etc/dd-agent/supervisor.conf restart all
または、コンテナを再起動します。
Agent のログレベル
log_level
または DD_LOG_LEVEL
には、以下の Agent ログレベルを使用可能です。
オプション | クリティカルログ | エラーログ | 警告ログ | 情報ログ | デバッグログ | トレースログ |
---|
'OFF' | | | | | | |
'CRITICAL' | | | | | | |
'ERROR' | | | | | | |
'WARN' | | | | | | |
'INFO' | | | | | | |
'DEBUG' | | | | | | |
'TRACE' | | | | | | |
注: 設定ファイルでログレベルを 'OFF'
に設定する場合は、値が正しく解析されるよう引用符が必須です。他のログレベルでは引用符は任意です。