概要

自動化かつカスタマイズ可能な通知ルールにより、特定の条件に基づいて適切な関係者にアラートが送信されます。これによりインシデントを宣言する個人の負担が軽減され、必要な当事者が迅速に関与することで解決プロセスが加速します。例えば、service:web-store かつ application:purchasing の SEV-1 または SEV-2 インシデントが宣言され、そのインシデントがさまざまな進行段階を経るたびにチームのステークホルダーに自動的に通知するルールを設定できます。

通知ルールを使用して以下を実現できます:

  • 高優先度インシデントを主要なステークホルダーに常に周知する
  • 新しいインシデントが宣言または更新されるたびに外部システムへ通知する
  • 特定のサービスまたはチームでインシデントが発生した際に特定の対応者へ通知する

通知ルールの設定

  1. Incident Settings Notification Rules に移動します。
  2. New Rule をクリックします。
  3. For incidents matching… の下に、通知を送信したいインシデントプロパティフィールド key:value のペアを選択します。デフォルトでは、これらのフィルターは空であり、通知ルールはあらゆるインシデントに対してトリガーされます。
  4. Notify: 通知の受信者を選択します。通知は Datadog の既存の通知インテグレーションいずれにも送信できます。受信者のモバイルデバイスに通知したい場合は、その名前に (Mobile Push Notification) が含まれるオプションを選択します。このオプションを表示するには、受信者が Datadog モバイルアプリで通知を有効化している必要があります。
  5. With Template: 通知ルールを使用したいメッセージテンプレートを選択します。
  6. Renotify on updates to: 通知をトリガーするインシデントプロパティを選択します。選択したプロパティのいずれかが変更されるたびに新しい通知が送信されます。: フィルター (手順 2 参照) にすでに含まれているプロパティは自動的にこれらのルールに含まれます。
  7. Save をクリックします。

通知ルールを管理するために、次の操作を行うことができます。

  • Search - 通知ルールのリストを受信者で絞り込みます
  • Toggle - リストの該当するルールの列でボタンを切り替えて、個々の通知ルールを有効/無効にします
  • Copy - 該当する通知ルールの上にカーソルを合わせ、ルールのトグルボタンの隣にある Copy アイコンをクリックします
  • Delete - 該当する通知ルールの上にカーソルを合わせ、ルールのトグルボタンの隣にある Delete アイコンをクリックします

参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事:

PREVIEWING: joon-shin-ddhq-patch-1/apm-dbm-doc-update-2