Amazon Elastic Load Balancing
概要
Amazon Elastic Load Balancing は、クラウド上の複数の Amazon EC2 インスタンスに受信アプリケーションのトラフィックを自動的に分散します。
Datadog は、AWS が提供する 3 種類の Elastic Load Balancer (Application (ALB)、Classic (ELB)、Network Load Balancers (NLB)) からメトリクスとメタデータを収集します。
このインテグレーションを有効にすると、Datadog にすべての Elastic Load Balancing メトリクスを表示できます。
注: このインテグレーションでは、’ec2:describe**’ と ’elasticloadbalancing:describe*’ の権限が完全に有効になっている必要があります。
セットアップ
インストール
Amazon Web Services インテグレーションをまだセットアップしていない場合は、最初にセットアップします。
メトリクスの収集
- AWS インテグレーションページで、
ApplicationELB
、ELB
、NetworkELB
が Metric Collection
タブで有効になっていることを確認します。 - Datadog - Amazon ELB インテグレーションをインストールします。
ログ収集
Amazon ELB または ALB のログを有効にする
ログを収集するには、まずご自身の ELB または ALB でログを有効にしてください。ELB または ALB ログを Amazon S3 バケットに書き込み、Lambda 関数で使用することができます。詳細については、Classic Load Balancer のアクセスログを有効にするを参照してください。
間隔を 5 分に設定し、S3 バケットとプレフィックスを定義します。S3 イベント通知設定をあいまいに定義するのを回避するには、他のロードバランサーのログの場所と重複しない一意の場所を使用してください。複数のロードバランサーが同じバケットにログを記録している場合は、必ず my-bucket-for-elb-logs/my-elb-name
などの一意のプレフィックスを使用して、ログを別々の場所に保存してください。
ログを Datadog に送信する方法
- AWS アカウントで Datadog Forwarder Lambda 関数 をまだセットアップしていない場合は、セットアップします。
- 設定が完了したら、Datadog Forwarder Lambda 関数のページにアクセスします。ELB ログを保存する S3 バケットで、トリガーを自動または手動で設定してください。手動セットアップでは、
All object create events
のイベントタイプを使用します。 - ログエクスプローラーを使って、ログを確認します。
AWS Services のログを収集する方法については、Datadog Lambda 関数で AWS Services のログを送信するを参照してください。
収集データ
メトリクス
イベント
Amazon Elastic Load Balancing インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
Amazon Elastic Load Balancing インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。