概要
Amazon S3 は、可用性と拡張性に優れたクラウドストレージサービスです。
このインテグレーションを有効にすると、Datadog にすべての S3 メトリクスを表示できます。
注: このインテグレーションでは、‘s3:GetBucketTagging’ の権限が完全に有効になっている必要があります。
注: S3 リクエストメトリクスはバケット自体で有効にする必要があります。AWS ドキュメントを参照してください。
セットアップ
インストール
Amazon Web Services インテグレーションをまだセットアップしていない場合は、最初にセットアップします。
メトリクスの収集
- AWS インテグレーションページで、
Metric Collection
タブの下にある S3
が有効になっていることを確認します。 - Datadog - Amazon S3 インテグレーションをインストールします。
ログ収集
S3 アクセスログの有効化
- S3 バケットに移動します。
- Properties をクリックします。
- Services Access Logging セクションに移動し、Edit をクリックします。
- Enable を選択します。
- ログの送信先となる S3 バケットを選択します。
詳しくは、Amazon S3 サーバーのアクセスロギングを有効にするを参照してください。
ログを Datadog に送信する方法
AWS アカウントで Datadog Forwarder Lambda 関数をまだセットアップしていない場合は、セットアップします。
Lambda 関数がインストールされたら、S3 アクセスログを収集する方法を以下の 2 つから選択します。
- 自動: Datadog に権限を設定してアクセスを許可した場合、S3 のログは自動的に管理されます。Datadog Forwarder Lambda 関数での自動ログ収集の構成については、トリガーを自動的にセットアップするを参照してください。
- 手動: AWS コンソールで、S3 のアクセスログが格納されている S3 バケットにトリガーを追加します。手動インストール手順を参照してください。
手動インストールの手順
- AWS アカウントで Datadog Forwarder Lambda 関数をまだセットアップしていない場合は、セットアップします。
- 設定したら、Datadog Forwarder Lambda 関数に移動します。Function Overview セクションで、Add Trigger をクリックします。
- Trigger Configuration で S3 トリガーを選択します。
- S3 のログが格納されている S3 バケットを選択します。
- イベントの種類は
All object create events
のままにしておきます。 - Add をクリックすると、Lambda にトリガーが追加されます。
ログエクスプローラーに移動して、ログを確認します。
AWS Services のログを収集する方法については、Datadog Lambda 関数で AWS Services のログを送信するを参照してください。
収集データ
メトリクス
イベント
Amazon S3 インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
Amazon S3 インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。