概要
このチェックでは、Datadog Agent を通じて ArangoDB を監視します。ArangoDB 3.8 以降に対応しています。
Datadog-ArangoDB インテグレーションを有効にすると、以下のことができます。
- ユーザー定義のしきい値に基づいて、遅いクエリを特定する。
- 長いリクエストの影響を理解し、レイテンシーの問題をトラブルシュートする。
- RocksDB のメモリ、ディスク、キャッシュの制限を監視する。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートを参照してこの手順を行ってください。
インストール
ArangoDB チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。
構成
ArangoDB のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの arangodb.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル arangodb.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで arangodb
を探します。
収集データ
メトリクス
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
ArangoDB インスタンスからログを収集するには、まず ArangoDB がログをファイルに出力するよう構成されていることを確認します。
例えば、arangod.conf
ファイルを使って ArangoDB インスタンスを構成する場合、以下のように記述してください。
# ArangoDB コンフィギュレーションファイル
#
# ドキュメント:
# https://www.arangodb.com/docs/stable/administration-configuration.html
#
...
[log]
file = /var/log/arangodb3/arangod.log
...
ArangoDB のログには、ログの冗長性と出力ファイルのための多くのオプションが含まれています。Datadog のインテグレーションパイプラインは、デフォルトの変換パターンをサポートしています。
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
arangodb.d/conf.yaml
ファイルのログ構成ブロックのコメントを解除して編集します。
logs:
- type: file
path: /var/log/arangodb3/arangod.log
source: arangodb
イベント
ArangoDB インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。