概要
このチェックは、Datadog Agent を通じて Argo Workflows を監視します。
セットアップ
Kubernetes 環境で実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境での構成の詳細については、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してください。
インストール
Agent リリース 7.53.0 から、Argo Workflows チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。お使いの環境に追加インストールする必要はありません。
このチェックは、OpenMetrics を使って、OpenMetrics エンドポイントからメトリクス を収集します。
構成
Argo Workflows ワークフローコントローラーでは、ポート 9090
の /metrics
で Prometheus 形式のメトリクスが利用可能です。Agent がメトリクスの収集を開始するには、ワークフローコントローラーポッドにアノテーションを付ける必要があります。アノテーションの詳細については、オートディスカバリーインテグレーションテンプレートを参照してください。その他の構成オプションについては、サンプル argo_workflows.d/conf.yaml を参照してください。
Argo Workflows チェックの構成に必要なパラメーターは以下の 1 つだけです。
openmetrics_endpoint
: このパラメーターには、Prometheus 形式のメトリクスが公開される場所を設定する必要があります。デフォルトのポートは 9090
です。コンテナ環境では、%%host%%
をホストの自動検出に使用します。
apiVersion: v1
kind: Pod
# (...)
metadata:
name: '<POD_NAME>'
annotations:
ad.datadoghq.com/argo-workflows.checks: |
{
"argo_workflows": {
"init_config": {},
"instances": [
{
"openmetrics_endpoint": "http://%%host%%:9090/metrics"
}
]
}
}
# (...)
spec:
containers:
- name: 'argo-workflows'
# (...)
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Argo Workflows のログは、Kubernetes を通じて、異なる Argo Workflows ポッドから収集することができます。Datadog Agent では、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にするには、Kubernetes ログ収集を参照してください。
オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "argo_workflows", "service": "<SERVICE_NAME>"} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで argo_workflows
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Argo Workflows インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。
その他の参考資料
お役に立つドキュメント、リンクや記事: