
概要
Datadog で CouchDB データをキャプチャすると、以下のことが可能です。
- CouchDB のキーメトリクスを視覚化できます。
- CouchDB のパフォーマンスをアプリケーションの他の部分と関連付けることができます。
パフォーマンス上の理由から、現在使用している CouchDB バージョンはキャッシュされます。そのため、同じ Agent インスタンスを使用して、異なるバージョンの CouchDB インスタンスを監視することはできません。
セットアップ
インストール
CouchDB チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。CouchDB サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
メトリクスの収集
CouchDB のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの couch.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル couch.d/conf.yaml を参照してください。
init_config:
instances:
## @param server - string - required
## The Couch server's url.
#
- server: http://localhost:5984
注: db_include
と db_exclude
を指定して、どのデータベースから Agent がメトリクスを収集する/しないを制御できます。
Agent を再起動します。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
でこれを有効にする必要があります。
CouchDB のログの収集を開始するには、次の構成ブロックを couch.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
- type: file
path: /var/log/couchdb/couch.log
source: couchdb
service: couch
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル couch.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
メトリクスの収集
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | couch |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"server": "http://%%host%%:5984"} |
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "couchdb", "service": "<サービス名>"} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで couch
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Couch チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。
その他の参考資料