概要
このチェックは、Hive の Hive Metastore と HiveServer2 の 2 つを監視します。
セットアップ
インストール
Hive チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
Hive のセットアップ
Hive Metastore と HiveServer2 のメトリクスを有効化するには、以下のプロパティを追加して、HIVE_HOME/conf/hive-site.xml
にある Hive コンフィギュレーションファイルを編集します。
<property>
<name>hive.metastore.metrics.enabled</name>
<value>true</value>
</property>
<property>
<name>hive.server2.metrics.enabled</name>
<value>true</value>
</property>
HiveServer2、Hive Metastore、またはその両方の JMX リモート接続を有効にします。たとえば、以下のように HADOOP_CLIENT_OPTS
環境変数を設定します。
export HADOOP_CLIENT_OPTS="$HADOOP_CLIENT_OPTS -Dcom.sun.management.jmxremote \
-Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false -Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false \
-Dcom.sun.management.jmxremote.port=8808"
次に、HiveServer2 または Hive Metastore を再起動します。Hive Metastore と HiveServer2 で同じ JMX 接続を共有することはできません。
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
ホストで実行中の Agent でこのチェックを構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、コンテナ化セクションを参照してください。
メトリクスの収集
Hive のパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの hive.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル hive.d/conf.yaml を参照してください。
このチェックでは、インスタンスあたりのメトリクス数が 350 に制限されています。返されたメトリクスの数は、ステータスページに表示されます。以下で説明するコンフィギュレーションを編集することで、関心があるメトリクスを指定できます。
収集するメトリクスをカスタマイズする方法については、JMX チェックのドキュメントで詳細な手順を参照してください。制限数以上のメトリクスを監視する必要がある場合は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。
Agent を再起動します。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
でこれを有効にする必要があります。
Hive のログの収集を開始するには、次の構成ブロックを hive.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
- type: file
path: /tmp/<USER>/hive.log
source: hive
service: '<SERVICE_NAME>'
log_processing_rules:
- type: multi_line
name: new_log_start_with_date
pattern: \d{4}\-\d{2}\-\d{2}
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべての構成オプションの詳細については、サンプル hive.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
メトリクスの収集
Datadog-Hive インテグレーションを使用してメトリクスを収集するには、JMX を使用したオートディスカバリーガイドを参照してください。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "hive", "service": "<サービス名>", "log_processing_rules":{"type":"multi_line","name":"new_log_start_with_date", "pattern":"\d{4}\-\d{2}\-\d{2}"}} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで Hive
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Hive チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。