Supported OS Linux Mac OS

インテグレーションバージョン4.1.0

概要

このチェックは、Datadog Agent を通して IBM i をリモートで監視します。

セットアップ

ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。

: Unix 系 OS に特有の fcntl() システムコールを使用するため、このチェックは Windows では利用できません。

インストール

IBM i チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。 サーバーに追加でインストールする必要はありません。

ODBC ドライバー

IBM i チェックでは、IBM i ODBC ドライバーを使用して、IBM i ホストにリモートで接続します。

IBM i Access - Client Solutions のページから、ドライバーをダウンロードします。Downloads for IBM i Access Client Solutions をクリックし、ログインしてダウンロードページにアクセスしてください。

Linux ホスト用の ACS Linux App Pkg など、お使いのプラットフォーム用の ACS App Pkg パッケージを選択します。パッケージをダウンロードし、インストール手順に従って、ドライバーをインストールします。

構成

IBM i チェックは、Datadog Agent を実行しているホストから IBM i システムにリモートでクエリを実行します。IBM i システムと通信するには、Datadog Agent を実行しているホストで IBM i ODBC ドライバーをセットアップする必要があります。

ODBC ドライバー

ODBC ドライバーがインストールされたら、ODBC のコンフィギュレーションファイルである odbc.iniodbcinst.ini を探します。場所は、お使いのシステムによって異なるかもしれません。Linux では、/etc ディレクトリか、/etc/unixODBC ディレクトリにあります。

これらのコンフィギュレーションファイルを、Linux ホスト上の /opt/datadog-agent/embedded/etc/ などの組み込み Agent 環境にコピーします。

odbcinst.ini ファイルは、Agent が利用できる ODBC ドライバーを定義します。各セクションは 1 つのドライバーを定義します。例えば、次のセクションは IBM i Access ODBC Driver 64-bit という名前のドライバーを定義しています。

[IBM i Access ODBC Driver 64-bit]
Description=IBM i Access for Linux 64-bit ODBC Driver
Driver=/opt/ibm/iaccess/lib64/libcwbodbc.so
Setup=/opt/ibm/iaccess/lib64/libcwbodbcs.so
Threading=0
DontDLClose=1
UsageCount=1

IBM i ODBC ドライバーの名前は、IBM i のチェックを構成するために必要です。

IBM i チェック

  1. IBM i のパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの ibm_i.d/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル ibm_i.d/conf.yaml を参照してください。 obdcinst.ini ファイルにあるドライバー名を使用します。

  2. Agent を再起動します

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションの ibm_i を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

IBM i チェックには、イベントは含まれません。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

PREVIEWING: may/embedded-workflows