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インテグレーションバージョン3.1.0

概要

このチェックは JBoss および WildFly アプリケーションを監視します。

セットアップ

インストール

JBoss/WildFly チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。JBoss/WildFly ホストに追加でインストールする必要はありません。

構成

このチェックでは、インスタンスあたりのメトリクス数が 350 に制限されています。返されたメトリクスの数は、ステータスページに表示されます。下記の構成を編集することで、関心のあるメトリクスを指定できます。収集するメトリクスをカスタマイズする方法については、JMX チェックのドキュメントで詳細な手順を参照してください。制限以上のメトリクスを監視する必要がある場合は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。

ホスト

ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには

メトリクスの収集
  1. JBoss または WildFly アプリケーションサーバーのパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの jboss_wildfly.d/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、jboss_wildfly.d/conf.yaml のサンプル を参照してください。

    サーバーのセットアップによっては(特に remote+http JMX スキームを使用している場合は)、サーバーに接続するためにカスタムな JAR を指定する必要がでてきます。Agent と同じマシンに JAR を配置し、jboss_wildfly.d/conf.yaml ファイルのcustom_jar_paths オプションにパスを追加します。

    : JMX URL スキームは WildFly のバージョンにより異なります。

    • Wildfly 9 以降: service:jmx:http-remoting-jmx://<ホスト>:<ポート>
    • Wildfly 10 以降: service:jmx:remote+http://<ホスト>:<ポート>

    詳細については、WildFly JMX サブシステムコンフィギュレーションページを参照してください。

  2. Agent を再起動します

ログ収集

Agent バージョン 6.0 以降で利用可能

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml ファイルでこれを有効にします。

    logs_enabled: true
    
  2. 次に、下部にある logs 行のコメントを解除して、jboss_wildfly.d/conf.yaml を編集します。ログの path を JBoss ログファイルの正しいパスで更新してください。

    logs:
      - type: file
        path: /opt/jboss/wildfly/standalone/log/*.log
        source: jboss_wildfly
        service: '<APPLICATION_NAME>'
    
  3. Agent を再起動します

コンテナ化

メトリクスの収集

コンテナ環境の場合は、JMX を使用したオートディスカバリーのガイドを参照してください。

ログ収集

Agent バージョン 6.0 以降で利用可能

Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。

パラメーター
<LOG_CONFIG>{"source": "jboss_wildfly", "service": "<サービス名>"}

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで jboss_wildfly を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

JBoss/WildFly インテグレーションには、イベントは含まれません。

サービスチェック

JMXFetch によるメトリクス収集

JMXFetch を介して Java アプリケーションメトリクスを収集するように Datadog Agent を構成できます。JBoss/Wildfly Datadog インテグレーション用に構成されたデフォルトのメトリクスを収集するには、システムプロパティ Ddd.jmxfetch.jboss_wildfly.enabled=true を設定します。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

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