概要
このチェックは JBoss および WildFly アプリケーションを監視します。
セットアップ
インストール
JBoss/WildFly チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。JBoss/WildFly ホストに追加でインストールする必要はありません。
構成
このチェックでは、インスタンスあたりのメトリクス数が 350 に制限されています。返されたメトリクスの数は、ステータスページに表示されます。下記の構成を編集することで、関心のあるメトリクスを指定できます。収集するメトリクスをカスタマイズする方法については、JMX チェックのドキュメントで詳細な手順を参照してください。制限以上のメトリクスを監視する必要がある場合は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
メトリクスの収集
JBoss または WildFly アプリケーションサーバーのパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの jboss_wildfly.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、jboss_wildfly.d/conf.yaml のサンプル を参照してください。
サーバーのセットアップによっては(特に remote+http
JMX スキームを使用している場合は)、サーバーに接続するためにカスタムな JAR を指定する必要がでてきます。Agent と同じマシンに JAR を配置し、jboss_wildfly.d/conf.yaml
ファイルのcustom_jar_paths
オプションにパスを追加します。
注: JMX URL スキームは WildFly のバージョンにより異なります。
- Wildfly 9 以降:
service:jmx:http-remoting-jmx://<ホスト>:<ポート>
- Wildfly 10 以降:
service:jmx:remote+http://<ホスト>:<ポート>
詳細については、WildFly JMX サブシステムコンフィギュレーションページを参照してください。
Agent を再起動します。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
次に、下部にある logs
行のコメントを解除して、jboss_wildfly.d/conf.yaml
を編集します。ログの path
を JBoss ログファイルの正しいパスで更新してください。
logs:
- type: file
path: /opt/jboss/wildfly/standalone/log/*.log
source: jboss_wildfly
service: '<APPLICATION_NAME>'
Agent を再起動します。
コンテナ化
メトリクスの収集
コンテナ環境の場合は、JMX を使用したオートディスカバリーのガイドを参照してください。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "jboss_wildfly", "service": "<サービス名>"} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで jboss_wildfly
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
JBoss/WildFly インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
JMXFetch によるメトリクス収集
JMXFetch を介して Java アプリケーションメトリクスを収集するように Datadog Agent を構成できます。JBoss/Wildfly Datadog インテグレーション用に構成されたデフォルトのメトリクスを収集するには、システムプロパティ Ddd.jmxfetch.jboss_wildfly.enabled=true
を設定します。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。