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概要 このチェックは、Datadog Agent を通して MapR 6.1 以降を監視します。
セットアップ 以下の手順に従って、このチェックをインストールし、ホストで実行中の Agent に対して構成します。
インストール MapR チェックは Datadog Agent パッケージに含まれていますが、追加のセットアップが必要です。
前提条件 MapR モニタリング が問題なく実行されている。/var/mapr/mapr.monitoring/metricstreams
ストリームで ‘consume’ を許可された利用可能な MapR ユーザー (ユーザー名、パスワード、UID、GID あり) がある。既存のユーザーの場合と、新規作成ユーザーの場合があります。非セキュアクラスター : クラスターセキュリティを使用しないなりすましの構成 に従い、dd-agent
ユーザーがこの MapR ユーザーを偽装できるようにします。セキュアなクラスター : dd-agent
ユーザーが読み出せるこのユーザー専用の長期的なサービスチケット を生成します。ノード別インストールステップ
Agent をインストールします 。
mapr-streams-library が必要とする librdkafka ライブラリを、以下の手順 に従ってインストールします。
次のコマンドを使用して、ライブラリ mapr-streams-library をインストールします。
sudo -u dd-agent /opt/datadog-agent/embedded/bin/pip install --global-option=build_ext --global-option="--library-dirs=/opt/mapr/lib" --global-option="--include-dirs=/opt/mapr/include/" mapr-streams-python
.
Python 3 で Agent v7 を使用されている場合は、pip
を pip3
に置き換えます。
/etc/ld.so.conf
(または /etc/ld.so.conf.d/
内のファイル) に /opt/mapr/lib/
を追加します。これは、Agent が使用する mapr-streams-library で MapR 共有ライブラリを探すために必要です。
sudo ldconfig
を実行してライブラリを再読み込みします。
チケットのロケーションを指定して、インテグレーションを構成します。
補足 クラスターで「セキュリティ」が有効化されていない場合は、チケットがなくても続行できます。 本番環境で gcc (mapr-streams-library の構築に必要) などのコンパイルツールを利用できない場合は、環境インスタンスでライブラリのコンパイル済み Wheel を生成して、本番ホストに配布できます。開発ホストと本番ホストは、双方でコンパイル済み Wheel を使用できるよう、同様である必要があります。sudo -u dd-agent /opt/datadog-agent/embedded/bin/pip wheel --global-option=build_ext --global-option="--library-dirs=/opt/mapr/lib" --global-option="--include-dirs=/opt/mapr/include/" mapr-streams-python
を実行して、開発マシンで Wheel ファイルを作成できます。次に、本番マシンで sudo -u dd-agent /opt/datadog-agent/embedded/bin/pip install <WHEEL_ファイル>
を実行します。 Python 3 で Agent v7 を使用されている場合は、mapr-streams-library をインストールする際に、必ず pip
を pip3
に置き換えてください。 構成 メトリクスの収集 Agent コンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーで mapr.d/conf.yaml
ファイルを編集し、MapR パフォーマンスデータを収集します。利用可能なコンフィギュレーションオプションについては、mapr.d/conf.yaml のサンプル を参照してください。 作成済みの長期チケットのパスに対するコンフィグに ticket_location
パラメーターを設定します。 Agent を再起動します 。ログ収集 MapR はログに fluentD を使用します。fluentD Datadog プラグイン を使用して、MapR ログを収集します。下記のコマンドを使用して、プラグインをダウンロードし、適切なディレクトリにインストールします。
curl https://raw.githubusercontent.com/DataDog/fluent-plugin-datadog/master/lib/fluent/plugin/out_datadog.rb -o /opt/mapr/fluentd/fluentd-<VERSION>/lib/fluentd-<VERSION>-linux-x86_64/lib/app/lib/fluent/plugin/out_datadog.rb
次に、下記のセクションを使用して /opt/mapr/fluentd/fluentd-<VERSION>/etc/fluentd/fluentd.conf
をアップデートします。
<match *>
@type copy
<store> # デフォルトではこのセクションの位置はここです。このセクションから Kibana の ElasticCach にログを送信します。
@include /opt/mapr/fluentd/fluentd-<VERSION>/etc/fluentd/es_config.conf
include_tag_key true
tag_key service_name
</store>
<store> # また、このセクションはすべてログを Datadog に転送します:
@type datadog
@id dd_agent
include_tag_key true
dd_source mapr # Sets "source: mapr" on every log to allow automatic parsing on Datadog.
dd_tags "<KEY>:<VALUE>"
service <サービス名>
api_key <API_キー>
</store>
使用可能なオプションの詳細については、fluent_datadog_plugin を参照してください。
検証 Agent の status サブコマンド を実行し、Checks セクションで mapr
を探します。
収集データ メトリクス イベント MapR チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック トラブルシューティング MapR インテグレーションを構成してから、Agent のクラッシュループ状態が続いている 。
アクセス許可に問題があり、mapr-streams-python 内の C ライブラリがセグメンテーション障害を起こすケースがいくつか発生しています。dd-agent
ユーザーがチケットファイルでアクセス許可を読み込み、MAPR_TICKETFILE_LOCATION
環境変数がチケットを指定しているときに dd-agent
ユーザーが maprcli
コマンドを実行できることを確認してください。
インテグレーションは正しく動作しているように思えるが、メトリクスがまったく送信されない 。
インテグレーションがトピックからデータをプルし、MapR がデータをトピックにプッシュする必要があるため、必ず Agent を最低でも数分間実行してください。
それでも問題が解決されず、sudo
を使用してAgent を手動で実行するとデータが表示される場合は、アクセス許可に問題があります。すべてを再度ご確認ください。dd-agent
Linux ユーザーは、ユーザー X (dd-agent
自身である場合とそうでない場合があります) として MapR に対してクエリを実行できるでけでなく、ローカルに保存されたチケットを使用できるはずです。さらに、ユーザー X には consume
permission on the /var/mapr/mapr.monitoring/metricstreams
ストリームが必要です。
confluent_kafka was not imported correctly ...
というメッセージが表示される 。
このメッセージは、Agent 埋め込み環境で、コマンド import confluent_kafka
を実行できなかったときに表示され、mapr-streams-library が埋め込み環境内にインストールされていないか、mapr-core ライブラリが見つからないことを意味します。エラーメッセージに詳細が記述されています。
ご不明な点は、Datadog サポート までお問い合わせください。