概要
N2WS として知られる N2WS Backup & Recovery (CPM) は、Amazon Web Services (AWS) および Microsoft Azure 向けのエンタープライズクラスのバックアップ、リカバリ、およびディザスタリカバリソリューションです。N2WS は、クラウドネイティブテクノロジー (スナップショット) を使用して、AWS および Azure のバックアップや復元機能を提供します。
N2WS Backup and Recovery インスタンスは、Datadog のモニタリングサービスを使用したバックアップのモニタリング、ディザスタリカバリ、S3 へのコピー、アラートなどをサポートします。
このインテグレーションにより、ユーザーは N2WS Backup and Recovery ダッシュボードのメトリクスを監視、分析できます。
セットアップ
インストール
Python インテグレーションをインストールします。
N2WS インスタンスで Datadog のサポートを有効にします。
- SSH を使用して N2WS Backup and Recovery インスタンスに接続します。
- 下記の行を
/cpmdata/conf/cpmserver.cfg
に追加します。このアクションを実行するには、sudo
権限が必要になる場合があります。[external_monitoring]
enabled=True
service apache2 restart
を実行します
N2WS インスタンスに Datadog Agent をインストールします。
- Datadog にログインし、Integrations -> Agent -> Ubuntu に移動します
- Agent の one-step install コマンドをコピーします。
- SSH を使用して N2WS Backup and Recovery インスタンスに接続し、コマンドを実行します。このアクションを実行するには、
sudo
権限が必要になる場合があります。
Datadog ダッシュボードメトリクスを設定します。
Graph: リストからメトリクスを選択します。すべての N2WS メトリクスは、文字列 cpm_metric
で始まります。
Over: リストからデータを選択します。すべての N2WS ユーザーのデータは、文字列 cpm:user:<user-name>
で始まります。
特定のユーザーまたは N2WS インスタンス全体を選択できます。
N2WS ダッシュボードを取得します
- Datadog インテグレーションで、
N2WS
タイルを検索してインストールします。 - 5 つのダッシュボードがアカウントにインストールされます。
N2WSBackup&Recovery-Graphicalversion
、N2WSBackup&Recovery-Graphicalversion-areas
、N2WSBackup&Recovery-EntitiesSpecificDashboard
(N2WS Backup & Recovery v3.2.1 用)
注: これらのダッシュボードは、AWS ユーザーのみ利用可能です。
N2WSBackup&Recovery-EntitiesSpecificDashboardV4.1
、N2WSBackup&Recovery-GraphicalVersionV4.1
(N2WS Backup & Recovery v4.1 用)
また、N2WS から JSON テンプレートをインポートすることでダッシュボードを作成することも可能です。
収集データ
Datadog は、N2WS Backup & Recovery バックアップに関する以下のデータを収集します。
- 各タイプのスナップショット数
- 成功したバックアップ (AWS のみ)
- 失敗したバックアップ (AWS のみ)
- 一部成功したバックアップ (AWS のみ)
- 任意のタイプの保護されたリソース
- ボリューム容量に関するデータ(AWS のみ)、アラートなど
メトリクス
イベント
Datadog では、すべての N2WS Backup & Recovery ホストからアラートメッセージを収集します。
サービスチェック
N2WS Backup & Recovery インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。
トラブルシューティング