概要
このチェックは、Datadog Agent を通じて ProxySQL を監視します。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
ProxySQL インテグレーションは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
SSL の有効化
フル SSL/TLS 検証を使用して ProxySQL に接続するには、conf.yaml
ファイルで tls_verify
オプションを有効にします。SSL/TLS による接続に必要な証明書とパスワードを含めます。
tls_verify: true
tls_ca_cert: ca_cert.pem
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
ProxySQL のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリ のルートにある conf.d/
フォルダーの proxysql.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル proxysql.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
ログ収集
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
ProxySQL のログの収集を開始するには、該当のログファイルを proxysql.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
# Default logging file
- type: file
path: /var/log/proxysql.log
source: proxysql
service: "<SERVICE_NAME>"
# Logged queries, file needs to be in JSON
# https://github.com/sysown/proxysql/wiki/Query-Logging
- type: file
path: "<QUERY_LOGGING_FILE_PATH>"
source: proxysql
service: "<SERVICE_NAME>"
# Audit log
# https://github.com/sysown/proxysql/wiki/Audit-log
- type: file
path: "<AUDIT_LOG_FILE_PATH>"
source: proxysql
service: "<SERVICE_NAME>"
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル proxysql.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
メトリクスの収集
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | proxysql |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"host": "%%host%%", "port": "%%port%%", "username": "<ユーザー>", "password": "<パスワード>"} |
ログ収集
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "proxysql", "service": "<サービス名>"} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで proxysql
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
ProxySQL チェックにはイベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。