
概要
任意のホストおよびポートの TCP 接続と応答時間を監視します。
セットアップ
インストール
TCP チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。
多くのメトリクスチェックは、監視するサービスと同じホストで実行するのが最適です。しかし、このチェックの場合は、リモート接続をテストするために、監視する TCP サービスを実行していないホストから実行することをお勧めします。
構成
ホスト
ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには
Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの tcp_check.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル tcp_check.d/conf.yaml を参照してください。
init_config:
instances:
- name: SSH check
host: jumphost.example.com # または IPv4/IPv6 アドレス
port: 22
collect_response_time: true # network.tcp.response_time を収集します。デフォルトは false です。
構成オプション
name
(必須) - サービスの名前。これは、タグ instance:<name>
で指定します。注: すべてのスペースまたはダッシュはアンダースコアに変換されます。host
(必須) - チェックするホスト。これは、タグ url:<host>:<port>
で指定します。port
(必須) - チェックするポート。これは、タグ url:<host>:<port>
で指定します。timeout
(オプション) - チェックのタイムアウト。デフォルトは 10 秒です。collect_response_time
(オプション) - デフォルトは false で、この場合、応答時間メトリクスは収集されません。これを true に設定した場合は、メトリクス network.tcp.response_time
が返されます。tags
(オプション) - メトリクスに割り当てるタグ。
Agent を再起動すると、Datadog への TCP サービスチェックと応答時間の送信が開始されます。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | tcp_check |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"name": "<TCP_CHECK_INSTANCE_NAME>", "host":"%%host%%", "port":"%%port%%"} |
検証
Agent の status
サブコマンドを実行し、Checks セクションで tcp_check
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
TCP チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
注: このサービスチェックにアラートを設定するには、ネットワークモニターを作成します。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。