Continuous Testing と CI/CD のトラブルシューティング
概要
このページでは、Continuous Testing と CI/CD に関する問題のトラブルシューティングに役立つ情報を提供します。さらにヘルプが必要な場合は、Datadog サポートにお問い合わせください。
用語
- CI バッチ
- 継続的インテグレーションまたは継続的デリバリー (CI/CD) パイプラインまたは Datadog Synthetic Monitoring API を通してトリガーされる Continuous Testing テストのグループです。
- テスト実行
- API やブラウザテストといった Continuous Testing のテストの 1 回の実行。再試行が構成されている場合は、個々のテスト実行としてカウントされます。たとえば、2 回の再試行を伴うテストは、最大 3 回の関連するテスト実行を持つことができます。
- 並列テスト
- CI/CD パイプラインで別の Continuous Testing のテストと同時に実行される Continuous Testing のこと。いくつのテストを並行して実行するかを設定するには、Continuous Testing の設定ページで並列化の設定を行います。
- バッチタイムアウト
- バッチタイムアウトは、コンフィギュレーションファイルで設定されたポーリングタイムアウトに基づいて、バッチが妥当な時間内に完了しない場合に発生します。
実行ルール: 実行ルールは、テストの失敗が CI パイプラインに与える影響を、影響の大きいものから小さいものへと定義します (skipped
、non_blocking
、blocking
)。これらのオプションは重み付けされ、デフォルトは最も影響の大きいものになります。UI で skipped
と設定され、構成ファイルで blocking
と設定されたテストは、テスト実行時にスキップされます。
実行ルールはテストのプロパティ、グローバルコンフィギュレーションファイル、あるいは個々のテストのオーバーライドファイルで設定することができます。
Results Explorer
CI メタデータが表示されない
CI/CD テスト実行のトリガーに API エンドポイントを使用しているかどうかを確認します。Synthetic Monitoring & Continuous Testing Results Explorer に CI メタデータを入力するには、Datadog のネイティブインテグレーション、または NPM パッケージのいずれかを使用する必要があります。
CI/CD パイプライン内
CI パイプラインでテストがタイムアウトする
まず確認すべきは、グローバルコンフィギュレーションファイルでどの失敗モードフラグを渡しているかということです。複数のテストを含む CI の実行では、一部のテストは Continuous Testing の設定ページで定義された並列化設定に基づいてキューに入れられます。組織のニーズに応じて、構成と並列化の両方を調整する必要があるかもしれません。
参考資料