概要
このインテグレーションは、Speedscale のトラフィックリプレイ結果を Datadog に公開します。これにより、Datadog の観測可能性データと Speedscale の特定のリプレイ結果を組み合わせて、パフォーマンス低下の根本原因を調査することができます。Speedscale と Datadog のインテグレーションにより、潜在的なパフォーマンスの問題が本番環境に現れる前に発見し、トラブルシューティングすることができます。
セットアップ
構成
このインテグレーションを使用するには、Datadog にイベントを送信できるように、Datadog の API キーが必要です。
ベストプラクティスは、この値を環境変数に保存することです。たいていの場合、この環境変数は継続的インテグレーションシステムに保存されますが、単発のテストを行う場合は、ターミナルからこのようにアクセスすることができます。
Datadog にアップロードしたい特定のレポートのレポート ID を取得します。継続的インテグレーションで作業する場合は、コミットハッシュと関連付けられたレポート ID を取得します。このレポート ID を環境変数に格納します。
特定のレポート ID と Datadog API キーで、speedctl
コマンドを実行し、そのトラフィックリプレイレポートを Datadog イベントとしてエクスポートします。
speedctl export datadog ${SPD_REPORT_ID} --apiKey ${DDOG_API_KEY}
{"status":"ok",...}
検証
Datadog のイベントストリームを表示すると、エクスポートしたレポートが表示されます。
収集データ
メトリクス
Speedscale には、メトリクスは含まれません。
サービスチェック
Speedscale には、サービスのチェック機能は含まれません。
イベント
Speedscale インテグレーションは、トラフィックリプレイが完了すると Datadog イベントストリームにイベントを送信し、これがメトリクスに与える影響を理解するのに役立ちます。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。