Datadog Processing Language (DPL)、または Vector Remap Language (VRL) は、ログを変換するために設計された、式指向のドメイン特化型言語です。可観測性のユースケースに合わせたシンプルな構文と組み込み関数を特徴としています。

Datadog Processing Language は、remap 変換でサポートされています。

リマップ変換は単一のイベントに作用し、それらを変換したり、ルーティングやフィルターのための条件を指定するために使用できます。DPL は次のような方法で使用することができます。

• 配列、文字列などのデータ型を操作する。
• コーデックを使って値をエンコード、デコードする。
• 値を暗号化、復号化する。
• データ型を別のデータ型に変換する (例えば、整数から文字列に変換する)。
• syslog の値を読み取り可能な値に変換する。
• エンリッチメントテーブルを使用して値をリッチ化する。
• IP 値を操作する。
• カスタムルール (grok、regex など) や既成の関数 (syslog、apache、VPC フローログなど) を使って値をパースする。
• イベントのメタデータとパスを操作する。