VPC コンポーネント

概要

VPC コンポーネントを使用して、Amazon Web Services アーキテクチャ内の隔離された仮想ネットワークを表現します。

'VPC' AWS コンポーネントを示す、等角投影された Cloudcraft 図のスクリーンショット。

ツールバー

ツールバーを使用して、コンポーネントの構成とカスタマイズを行います。以下のオプションがあります。

  • Color: 定義済みの色を選択するか、コンポーネントとそのアクセントの色の 16 進値を入力します。コンポーネントは、2D ビューと 3D ビューの両方に同じ色を使用することも、それぞれに異なる色を使用することもできます。
  • Name: VPC に名前を付けます。
  • Shape: VPC の形状を選択します。
  • Padding: VPC 内部の空間を増減します。
  • Peering: 他の VPC とのピアリング接続を表示、削除、追加します。

API

Cloudcraft API を使用して、プログラムでアーキテクチャ図にアクセスし、JSON オブジェクトとしてレンダリングします。

スキーマ

以下は、VPC コンポーネントの JSON の例です。

{
  "type": "vpc",
  "id": "5631f2ca-3d93-4591-a7d9-85d5f0d011eb",
  "region": "us-east-1",
  "name": "cloudcraft-vpc-example",
  "shape": "rectangular",
  "padding": 1.5,
  "nodes": [
    "e99bad32-82f6-49a7-b145-11963a3d7775"
  ],
  "peeringConnections": [
    {
      "id": "1a367d09-beea-4a87-9740-1831c1809d00",
      "name": "Example Peering",
      "accepterVpc": "f38bc8ae-98c1-45c5-b7ad-54e9bb9ee166",
      "hidden": false
    }
  ],
  "color": {
    "isometric": "#03a9f4",
    "2d": "#03a9f4"
  },
  "locked": true
}
  • type: vpc: コンポーネントのタイプ。
  • id: 文字列: uuid 形式のコンポーネントの一意な識別子。
  • region: 文字列: この VPC がデプロイされる AWS リージョン。cn- リージョン以外のすべてのグローバルリージョンがサポートされています。
  • name: 文字列: VPC の名前。
  • shape: 文字列: VPC の形状。指定できる値は dynamic または rectangular です。
  • padding: 数値: VPC の内部パディング。デフォルトは 1.5 です。
  • nodes: 配列: VPC 内部のコンポーネント。詳しくは nodes で許容される値を参照してください。
  • peeringConnections: 配列: この VPC にピアリング接続する VPC。詳しくは peeringConnections で許容される値を参照してください。
  • color: オブジェクト: コンポーネントの塗りつぶし色。
    • isometric: 文字列: 3D ビューでのコンポーネントの塗りつぶし色。16 進数で指定します。
    • 2d: 文字列: 2D ビューでのコンポーネントの塗りつぶし色。16 進数で指定します。
  • locked: ブール値: true の場合、アプリケーションを使用してコンポーネントに加えられた変更は、ロックが解除されるまで無効になります。

nodes で許容される値

nodes キーには VPC 内のコンポーネントの一意な識別子の配列を指定します。

VPC 内に追加できる AWS コンポーネントは以下の通りです。

asg, ec2, lambda, efs, fsx, elb, subnet, sg, rds, docdb, elasticache, redshift, es, natgateway, internetgateway, vpngateway, customergateway

AWS コンポーネントに加えて、以下の一般的なコンポーネントも VPC 内に追加できます。

block, isotext, icon, image, area

peeringConnections で許容される値

peeringConnections キーには配列を指定し、各ピアリング接続を JSON オブジェクトで表します。

{
  "peeringConnections": [
    {
      "id": "1a367d09-beea-4a87-9740-1831c1809d00",
      "name": "Example Peering",
      "accepterVpc": "f38bc8ae-98c1-45c5-b7ad-54e9bb9ee166",
      "hidden": false
    }
  ]
}
  • id: 文字列: このピアリング接続の uuid 形式の一意な識別子。
  • name: 文字列: この接続の名前。どのように表示されるかは、ページ上部のコンポーネントイメージを参照してください。
  • accepterVpc: 文字列: アクセプター VPC の id
  • hidden: ブール値: true の場合、ピアリング接続は図に表示されません。デフォルトは false です。
PREVIEWING: piotr_wolski/update-dsm-docs