概要

Observability Pipelines のソースを使用して、さまざまなログソースからログを受信します。

UI でパイプラインを構築する際にソースを選択してセットアップします。これは、パイプラインセットアッププロセスのステップ 3 です。

  1. Observability Pipelines に移動します。
  2. テンプレートを選択します。
  3. ソースを選択してセットアップします。
  4. 宛先を選択してセットアップします。
  5. プロセッサをセットアップします。
  6. Observability Pipelines Worker をインストールします。

ソースには、それぞれ異なる前提条件と設定があります。一部のソースでは、ログを Observability Pipelines Worker に送信するように構成する必要もあります。


標準メタデータフィールド

すべてのソースは、取り込みイベントに以下の標準メタデータフィールドを追加します。

フィールド名値の型
hostname文字列"ip-34-2-553.us.test"
timestamp文字列"2024-06-17T22:25:55.439Z"
source_type文字列"splunk_tcp"

例えば、これが生のイベントの場合:

{
  "foo": "bar"
}

標準メタデータフィールドが追加された拡充イベントは次のようになります。

{
  "foo": "bar",
  "hostname": "ip-34-2-553.us.test",
  "timestamp": "2024-06-17T22:25:55.439Z",
  "source_type": "splunk_tcp"
}

これらの標準メタデータフィールドは、tap コマンドを使用してソースから送信されたイベントを表示すると確認できます。

イベントがソースに取り込まれた後、それらは異なるプロセッサや宛先に送信され、それらのフィールドが更新される場合があります。例えば、イベントが Datadog Logs の宛先に送信された場合、タイムスタンプフィールドは UNIX 形式に変換されます。

: UI の bytes in per second (1 秒あたりのバイト数) メトリクスは、取り込まれた生のイベントを対象としており、拡充されたイベントではありません。

参考資料

PREVIEWING: piotr_wolski/update-dsm-docs