ジョブ定義にコンテナを追加することで、AWS Batch ジョブコンテナと並行して Datadog Agent を実行することができます。

前提条件

  • AWS Batch コンピューティング環境
  • AWS コンピューティング環境と関連付けられた AWS Batch ジョブキュー

ジョブ定義の作成

  1. AWS Web Console にログインし、AWS Batch セクションに移動します。
  2. 左メニューの Job Definitions をクリックし、Create ボタンをクリックするか、既存の AWS Batch ジョブ定義を選択します。
  3. 新しいジョブ定義の場合
    1. オーケストレーションのタイプとして Fargate を選択します。
    2. Use legacy containerProperties structure オプションの選択を解除します。
    3. Job Definition Name にジョブ定義名を入力します (my-app-and-datadog など)。
    4. 実行 IAM ロールを選択します。下の IAM ポリシーの作成と修正セクションで、権限の要件を確認します。
    5. Assign public IP を有効にして、アウトバウンドのネットワークアクセスを許可し、Next ボタンをクリックします。
    6. Datadog Agent コンテナを構成します。
      1. Container namedatadog-agent と入力します。
      2. Imagepublic.ecr.aws/datadog/agent:latest と入力します。
      3. 必要性に応じて、CPUメモリのリソース要件を構成します。
      4. Env Variables には、Key DD_API_KEY を追加し、値として Datadog API キーを入力します。
      5. キー ECS_FARGATE と値 true を使用して、もう 1 つ環境変数を追加します。Add をクリックしてコンテナを追加します。
      6. Key DD_SITE と値 を使用して、別の環境変数を追加します。設定しない場合、これはデフォルトで datadoghq.com になります。
    7. ジョブ定義に他のアプリケーションコンテナを追加します。
    8. Create job definition をクリックして、ジョブ定義を作成します。
  1. datadog-agent-aws-batch-ecs-fargate.json をダウンロードします。

    : Internet Explorer をお使いの場合は、以下に記載の JSON ファイルを含む gzip ファイルとしてダウンロードされる場合があります。

  2. JOB_DEFINITION_NAME、[Datadog API キー][41]、適切な DD_SITE () で JSON を更新します。

    : 環境変数 ECS_FARGATE はすでに "true" に設定されています。

  3. ジョブ定義に他のアプリケーションコンテナを追加します。

  4. 次のコマンドを実行してジョブ定義を登録します。

    aws batch register-job-definition --cli-input-json file://<PATH_TO_FILE>/datadog-agent-aws-batch-ecs-fargate.json
    

AWS Batch ジョブの送信

  1. AWS Web Console にログインし、 AWS Batch セクションに移動します。必要であれば、コンピューティング環境や、コンピューティング環境に関連付けられたジョブキューを作成します。
  2. Jobs タブで、Submit new job ボタンをクリックします。
  3. Job name に入力します。
  4. Job Definition で、前のステップで作成したジョブ定義を選択します。
  5. Datadog Agent を実行するジョブキューを選択します。
  6. Container overrides は、オプションで設定します。
  7. Next ボタンをクリックし、Create job ボタンをクリックします。
  1. 次のコマンドを実行してジョブ定義のジョブを送信します。
aws batch submit-job --job-name <JOB_NAME> \
--job-queue <JOB_QUEUE_NAME> \
--job-definition <JOB_DEFINITION_NAME>:1

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事:

PREVIEWING: rtrieu/product-analytics-ui-changes