ヒートマップウィジェットは、複数のタグに集計されたメトリクスを表示します。ヒートマップウィジェットは、OpenTelemetry のヒストグラム、ディストリビューションメトリクス、高解像度、データ表示などを視覚化するために使用します。
セットアップ
構成
通常通り、メトリクスクエリを構成します。‘counters’ ヒストグラムモードを使用して、OpenTelemetry ヒストグラムをグラフ化します。
avg
/max
/min
/sum by
のコントロールで選択を行い、関連付けられているタグのデータを表示します。
オプション
Y 軸コントロール
Y 軸の制御は、UI または JSON エディターから使用できます。
以下を実行できます。
- Y 軸を特定の範囲にクリップできます。
- 絶対値しきい値に基づいて Y 軸の境界を自動的に変更します。このしきい値をグラフの両端 (下側と上側) または一方に適用することで、「外れ値」系列を除外できます。
- Y 軸の目盛を線形から対数、累乗、または平方根に変更できます。
Y 軸の目盛を変更するには、Y-Axis Controls ボタンを展開します。
使用できる構成オプションは、次のとおりです。
オプション | 必須 | 説明 |
---|
Min /Max | いいえ | Y 軸に表示する最小値または最大値、またはその両方を指定します。数値または Auto (デフォルト値を使用) を指定します。 |
Scale | いいえ | 目盛のタイプを指定します。使用可能な値: - linear: 線形目盛 (デフォルト) - log: 対数目盛 - pow: 2 の累乗目盛 (2 はデフォルトです。JSON で変更できます) - sqrt: 平方根目盛 |
Always include zero | いいえ | 常に 0 を含めるか、軸をデータの範囲に合わせるかを指定します。デフォルトは、常に 0 を含めます。 |
注: 対数関数には負の値を適用できないため、Datadog の対数目盛は、値の符号がすべて同じ (すべて正またはすべて負) の場合にのみ機能します。そうでない場合は、空のグラフが返されます。
API
このウィジェットは Dashboards API で使用できます。ウィジェット JSON スキーマ定義については、以下の表を参照してください。
その他の参考資料