概要
Datadog Ansible コールバックインテグレーションをインストールすると、以下のことができます。
- Ansible サーバーの実行に関するリアルタイムのレポートを取得できます。
- すべてのサーバーで Ansible のキーパフォーマンスメトリクスを追跡できます。
- 失敗した Ansible の実行をすばやく特定してチームで議論できます。
Datadog の Ansible インテグレーションの使用方法については、ブログ記事 Ansible + Datadog: 自動化の監視と監視の自動化を参照してください。
セットアップ
インストール
以下の必須の Python ライブラリが、サーバーにインストールされていることを確認します。
- datadogpy
- pyyaml (
pip install pyyaml
でインストール) - Mac OS X ユーザーの場合: OS にインストールされているバージョン 2.7.10 以前の Python を実行している場合は、
pip install pyopenssl idna
を使用して、新しいバージョンの OpenSSL にアップグレードしてください。
ansible-datadog-callback GitHub リポジトリを複製します。
datadog_callback.py
をプレイブックのコールバックディレクトリ (デフォルトでは、プレイブックのルートディレクトリにある callback_plugins/) にコピーします。このディレクトリがない場合は、作成してください。
datadog_callback.py
と同じ場所に datadog_callback.yml
ファイルを作成し、このファイルで次のように API キーを設定します。
api_key: <YOUR_DATADOG_API_KEY>
プレイブックが実行されると、Ansible のイベントおよびメトリクスが Datadog に表示されます。
Ansible を使用して Datadog Agent をインストールするには、Agent インストール手順を参照してください。
ログの収集
Ansible を使用して、ログ収集を有効にして Datadog Agent をインストールする方法については、こちらのプレイブックの例を参照してください。
収集データ
メトリクス
ansible.elapsed_time (gauge) | Time taken to execute a playbook Shown as second |
ansible.task.ok (gauge) | Number of tasks that did not require any change Shown as task |
ansible.task.failures (gauge) | Number of tasks that failed Shown as task |
ansible.task.skipped (gauge) | Number of tasks that got skipped Shown as task |
ansible.task.unreachable (gauge) | Number of tasks for which nodes were unreachable Shown as task |
ansible.task.changed (gauge) | Number of tasks that successfully applied changes Shown as task |
イベント
ansible-datadog-callback が実行中のプレイブックから Ansible のイベントを取得します。
サービスのチェック
Ansible インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。