monotonic_count()
この関数は、増加し続ける未加工の COUNT メトリクスを追跡するために使います。Datadog Agent は各送信の間の差を計算します。直前のサンプルより小さな値を持つサンプルは無視されます。これは通常、基になる未加工の COUNT メトリクスがリセットされたことを意味します。関数はチェックの実行中に複数回呼び出すことができます。
例えば、サンプル 2、3、6、7 を送信すると、最初のチェックの実行中に 5 (7-2) が送信されます。同じ monotonic_count
でサンプル 10、11 を送信すると、次のチェックの実行中に 4 (11-7) が送信されます。
注: この関数で送信されたメトリクスは、Datadog に COUNT
メトリクスタイプで保存されます。時系列に保存される値は、(時間正規化されない) サンプル間のメトリクス値の差分です。
関数テンプレート:
self.monotonic_count(name, value, tags=None, hostname=None, device_name=None)
パラメーター | タイプ | 必須 | デフォルト値 | 説明 |
---|
name | 文字列 | はい | - | メトリクスの名前 |
value | Float | Yes | - | メトリクスの値 |
tags | 文字列のリスト | いいえ | - | メトリクスに関連付けられているタグのリスト |
hostname | 文字列 | いいえ | 現在のホスト | メトリクスに関連付けられているホスト名 |
device_name | 文字列 | いいえ | - | 推奨されません。代わりにタグリストに device:<DEVICE_NAME> 形式のタグを追加します。 |
count()
この関数は、チェック間隔の間に発生したイベントの数を送信します。チェックの実行中に複数回呼び出すことができます。各サンプルは、送信される値に追加されます。
注: この関数で送信されたメトリクスは、Datadog に COUNT
メトリクスタイプで保存されます。時系列に保存される値は、(時間正規化されない) サンプル間のメトリクス値の差分です。
関数テンプレート:
self.count(name, value, tags=None, hostname=None, device_name=None)
パラメーター | タイプ | 必須 | デフォルト値 | 説明 |
---|
name | 文字列 | はい | - | メトリクスの名前 |
value | Float | はい | - | メトリクスの値 |
tags | 文字列のリスト | いいえ | - | メトリクスに関連付けられているタグのリスト |
hostname | 文字列 | いいえ | 現在のホスト | メトリクスに関連付けられているホスト名 |
device_name | 文字列 | いいえ | - | 推奨されません。代わりにタグリストに device:<DEVICE_NAME> 形式のタグを追加します。 |
gauge()
この関数は、特定のタイムスタンプでメトリクスの値を送信します。チェックの実行中に複数回呼び出されると、メトリクスの最後のサンプルだけが使用されます。
注: この関数で送信されたメトリクスは、Datadog に GAUGE
メトリクスタイプで保存されます。
関数テンプレート:
self.gauge(name, value, tags=None, hostname=None, device_name=None)
パラメーター | タイプ | 必須 | デフォルト値 | 説明 |
---|
name | 文字列 | はい | - | メトリクスの名前 |
value | Float | はい | - | メトリクスの値 |
tags | 文字列のリスト | いいえ | - | メトリクスに関連付けられているタグのリスト |
hostname | 文字列 | いいえ | 現在のホスト | メトリクスに関連付けられているホスト名 |
device_name | 文字列 | いいえ | - | 推奨されません。代わりにタグリストに device:<DEVICE_NAME> 形式のタグを追加します。 |
rate()
この関数は、サンプリングされた RATE メトリクスの未加工の値を送信します。Datadog Agent は、2 つの送信の間のメトリクス値の差分を送信の間隔で割ることで、レートを算出します。この関数は 1 回のチェックで 1 度だけ呼び出すことができます。複数回呼び出すと、以前送信された値より小さな値は無視されます。
注: この関数で送信されたメトリクスは、Datadog に GAUGE
メトリクスタイプで保存されます。時系列に保存される値は、サンプル間のメトリクス値の時間正規化された差分です。
関数テンプレート:
self.rate(name, value, tags=None, hostname=None, device_name=None)
パラメーター | タイプ | 必須 | デフォルト値 | 説明 |
---|
name | 文字列 | はい | - | メトリクスの名前 |
value | Float | はい | - | メトリクスの値 |
tags | 文字列のリスト | いいえ | - | メトリクスに関連付けられているタグのリスト |
hostname | 文字列 | いいえ | 現在のホスト | メトリクスに関連付けられているホスト名 |
device_name | 文字列 | いいえ | - | 推奨されません。代わりにタグリストに device:<DEVICE_NAME> 形式のタグを追加します。 |
histogram()
この関数は、チェック間隔の間に発生したヒストグラムメトリクスのサンプルを送信します。チェックの実行中に複数回呼び出すことができます。各サンプルは、このメトリクスの値セットの統計的分布に追加されます。
注: 生成されるすべてのメトリクス集計は、RATE
メトリクスタイプとして保存される <METRIC_NAME>.count
を除き、GAUGE
メトリクスタイプとして Datadog に保存されます。
関数テンプレート:
self.histogram(name, value, tags=None, hostname=None, device_name=None)
パラメーター | タイプ | 必須 | デフォルト値 | 説明 |
---|
name | 文字列 | はい | - | メトリクスの名前 |
value | Float | はい | - | メトリクスの値 |
tags | 文字列のリスト | いいえ | - | メトリクスに関連付けられているタグのリスト |
hostname | 文字列 | いいえ | 現在のホスト | メトリクスに関連付けられているホスト名 |
device_name | 文字列 | いいえ | - | 推奨されません。代わりにタグリストに device:<DEVICE_NAME> 形式のタグを追加します。 |