インシデント通知

概要

インシデントに関するすべてのステークホルダーへの通知は、インシデントの Notifications タブ に集約されます。このページから通知を手動で作成し、下書きとして保存し、直接送信できます。該当インシデントに対して通知ルールから送信された自動通知もこのセクションに表示されます。

通知を追加

手動通知を作成するには:

  1. インシデントの Notifications タブ に移動します。
  2. セクション右上の + New Notification ボタンをクリックします。
  3. 通知先を入力します。これには、メール、Slack チャネル、PagerDuty ハンドル、Webhook など、Datadog がサポートするあらゆる通知ハンドルを指定できます。
  4. メッセージ テンプレートを選択します。
  5. Markdown と {{ を入力して使用可能なインシデント テンプレート変数を利用し、通知のタイトルとメッセージを編集します。
    • テンプレート変数はインシデントのプロパティに基づきます。メッセージが送信される前に、すべてのテンプレート変数は、送信時にメッセージで利用可能な参照先プロパティの値に置き換えられます。
  6. {{incident.created}} 変数を使用してメッセージのタイムゾーンをカスタマイズできます。このテンプレート変数では、タイムゾーンを設定するオプションが表示されます。
  7. 通知を送信するか、下書きとして保存します。

すべての通知を表示

Notifications タブに表示される送信済メッセージの例一覧

インシデントの Notifications タブ では、通知が DraftsSent に分類されます。両リストには次の情報が表示されます:

  • 通知の (予定された) 受信者
  • 通知メッセージおよび送信済みの再通知メッセージの内容
  • 通知が最後に更新された日時
  • 通知の作成者

Sent リストには、通知が手動で送信されたか、通知ルールによって自動送信されたかも表示されます。自動通知の場合は、トリガーとなったルールが表示されます。

通知ルールをカスタマイズする

通知ルールを使用すると、インシデントの条件に基づいてステークホルダーに自動通知できます。一致条件には、インシデントの重大度、影響を受けるサービス、ステータス、根本原因カテゴリ、特定リソース名などがあります。例えば、SEV‑1 インシデントが発生するたびにリーダーシップ チームにメールで自動通知するルールを設定できます。このルールにより、インシデントを宣言する担当者は、シナリオごとに関与すべき相手を把握しておく必要がありません。

新しい通知ルールの設定方法については、インシデント設定のドキュメントを参照してください。

メッセージ テンプレート

メッセージ テンプレートは、手動インシデント通知や自動通知ルールで利用できる、動的かつ再利用可能なメッセージです。{{incident.severity}} などのテンプレート変数を使用して、通知対象インシデントの対応する値を動的に挿入します。メッセージ テンプレートは Markdown をサポートしているため、インシデント通知にテキストの書式設定、テーブル、インデント付きリスト、ハイパーリンクを含めることができます。テンプレート変数はメッセージのタイトルと本文の両方で使用できます。

メッセージ テンプレートの作成方法については、インシデント設定のドキュメントを参照してください。

参考資料

PREVIEWING: seth.samuel/mysql-iam