Twingate リアルタイムアクティビティダッシュボード
概要
Twingate は、急成長する企業が迅速かつ容易に AWS 環境への安全なアクセスを提供できる、ゼロトラストのネットワークアクセスプラットフォームです。NAT トラバーサル、QUIC、プライベートプロキシ、スプリットトンネリングなどの最新技術を組み込むことで、Twingate はユーザーパフォーマンスと全体的なセキュリティを向上しながら、従来の VPN やクラウド VPN を置き換えることができます。
このインテグレーションにより、企業はユーザーのリソースアクセスアクティビティをリアルタイムで監視することができます。
セットアップ
前提条件
- Twingate Connector サーバーに Datadog Agent がインストールされていること。そのホストに接続し、Agent と YAML インテグレーション構成を構成するためのファイルを編集できる必要があります。Datadog Agent をインストールするには、Agent の概要を参照してください。
- Twingate Connector をデプロイする必要があります。リアルタイムの接続ログを有効にするには、Twingate ドキュメントを参照してください。
Datadog Agent の構成
Systemd Connector
- Datadog journald インテグレーションを設定します。
journald.d/conf.yaml
を以下の構成に置き換えます。 logs:
- type: journald
container_mode: true
include_units:
- twingate-connector.service
service: Twingate Connection
source: Twingate
log_processing_rules:
- type: include_at_match
name: analytics
pattern: ANALYTICS
- type: mask_sequences
name: remove_analytics
replace_placeholder: ""
pattern: "ANALYTICS "
usermod -a -G systemd-journal dd-agent
を使って dd-agent
ユーザーを systemd-journal
グループに追加します。service datadog-agent restart
を実行して、Datadog Agent を再起動します。- ログエクスプローラーに Twingate Analytic のログが表示されることを確認します。
Docker Connector
Host Agent の Datadog Docker インテグレーションを設定する
コンフィレーションファイル datadog.yaml
に以下の行を追加します。
logs_enabled: true
listeners:
- name: docker
config_providers:
- name: docker
polling: true
logs_config:
container_collect_all: true
container_exclude: ["image:.*"]
container_include: ["image:twingate/connector"]
usermod -a -G docker dd-agent
で dd-agent
ユーザーを docker
グループに追加します。service datadog-agent restart
を実行して、Datadog Agent を再起動します。
Container Agent の Datadog Docker インテグレーションを設定する
docker run コマンドに追加パラメーター -e DD_CONTAINER_EXCLUDE="image:.*"
と -e DD_CONTAINER_INCLUDE="image:twingate/connector"
を追加します。
docker run -d --name datadog-agent \
--cgroupns host \
--pid host \
-e DD_API_KEY=xxx \
-e DD_LOGS_ENABLED=true \
-e DD_LOGS_CONFIG_CONTAINER_COLLECT_ALL=true \
-e DD_CONTAINER_EXCLUDE="image:.*" \
-e DD_CONTAINER_INCLUDE="image:twingate/connector" \
-v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock:ro \
-v /var/lib/docker/containers:/var/lib/docker/containers:ro \
-v /proc/:/host/proc/:ro \
-v /opt/datadog-agent/run:/opt/datadog-agent/run:rw \
-v /sys/fs/cgroup/:/host/sys/fs/cgroup:ro \
gcr.io/datadoghq/agent:latest
Docker パラメーターを追加して Twingate Connector を設定する
Twingate Connector の docker run コマンドに、com.datadoghq.ad.logs
ラベルを追加します。
docker run -d --sysctl net.ipv4.ping_group_range="0 2147483647" \
-l "com.datadoghq.ad.logs"='[{"service":"Twingate Connection","source":"Twingate","log_processing_rules":[{"type":"include_at_match","name":"analytics","pattern":"ANALYTICS"},{"type":"mask_sequences","name":"remove_analytics","replace_placeholder":"","pattern":"ANALYTICS "}]}]' \
--env TENANT_URL="https://xxx.twingate.com" \
--env ACCESS_TOKEN="xxx" \
--env REFRESH_TOKEN="xxx" \
--env TWINGATE_LABEL_HOSTNAME="`hostname`" \
--name "twingate-golden-seal" \
--restart=unless-stopped \
$(docker run --help | grep -- --pull >/dev/null && echo "--pull=always") twingate/connector:1
注: 新しいラベルを追加するには、Twingate Connector コンテナを再作成する必要があります。
Twingate Analytics ダッシュボード
- Datadog のダッシュボードリストに移動します。
- Twingate Analytics ダッシュボードを検索します。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Twingate のサポートチームまでお問い合わせください。
その他の参考資料
お役に立つドキュメント、リンクや記事: