概要
このページでは、Datadog API インテグレーションを作成する方法をテクノロジーパートナーに説明します。
API インテグレーション
Datadog API エンドポイントを使用して、バックエンドからデータを送信し、ユーザーの Datadog アカウントからデータを引き出すことで、顧客の体験を豊かにします。テクノロジーパートナーは、自社の環境内でコードを書き、ホスティングします。
API インテグレーションは、SaaS ベースで、ユーザーを認証する既存のプラットフォームを持っているテクノロジーパートナーに最適です。
API インテグレーションは、以下の種類のデータを Datadog に送信できます。
Agent ベースのインテグレーションには、モニター、ダッシュボード、ログパイプラインなどのすぐに使えるアセットを含めることができます。ユーザーがインテグレーションタイルの Install をクリックすると、セットアップ手順に従うよう促され、すぐに使えるすべてのダッシュボードがアカウントに表示されます。ログパイプラインなどの他のアセットは、インテグレーションを適切にインストールおよび構成した後に、ユーザーに表示されます。
Integrations または Marketplace ページに製品を表示するには、タイルを作成する必要があります (下の写真)。このタイルには、製品のセットアップ方法に関する説明や、インテグレーションが何をするのか、どのように使用するのかについての一般的な情報が記載されます。
開発プロセス
OAuth
Datadog では、ユーザーから直接 API キーやアプリケーションキーをリクエストする代わりに、OAuth クライアントを使用して API ベースのインテグレーションの認可とアクセスを処理することが求められています。OAuth の実装は、すべての Datadog サイトをサポートする必要があります。
詳しくは、OAuth for Integration、認可エンドポイントをご参照ください。
手始めに、Vantage などの integrations-extras
リポジトリで OAuth を使用する例を調べてみるとよいでしょう。
インテグレーションの構築
API ベースのインテグレーションを構築するプロセスは、次のようになります。
- Datadog パートナーネットワークに合格すると、Datadog テクノロジーパートナーチームと面談し、提供する製品やユースケースについて話し合います。
- 開発用の Datadog サンドボックスアカウントをリクエストします。
- インテグレーション開発を開始します。これには、インテグレーションコードの作成とホスティング、OAuth プロトコルの実装が含まれます。
- インテグレーションと OAuth クライアントを、Datadog サンドボックスアカウントでテストします。
- 開発作業がテストされ完了したら、Integrations または Marketplace ページにインテグレーションを表示するために、タイルの作成のステップに従ってください。
- プルリクエストが送信され、承認されると、Datadog テクノロジーパートナーチームは、インテグレーションを最終確認するためのデモをスケジュールします。
- Datadog のサンドボックスアカウントでタイルとインテグレーションをテストしてから公開するか、すべての顧客向けにインテグレーションをすぐに公開するかのオプションがあります。
タイルを作成することで、API インテグレーションの構築を開始します。
その他の参考資料