WMI を使用して、より多くの SQL Server パフォーマンスメトリクスを収集する

Datadog の SQL Server チェックは、sys.dm_os_performance_counters テーブルからメトリクスを収集することに限定されています。デフォルトでは、Datadog が関連性が高いと考えるメトリクスのみを収集します。簡単な設定を行えば、このテーブルから収集するメトリクスを拡張できますが、場合によってはそのテーブルに存在しないものも含め、さらに多くのメトリクスを収集したいケースがあるかもしれません。

そのような場合には、SQL Server の追加のメトリクスソースとして WMI チェックを検討してみてください (WMI チェックにまだ詳しくない方は、WMI メトリクスを取得する方法をご参照ください)。いくつかの WMI クラス (たとえば Win32_PerfFormattedData_SQLSERVERAGENT_SQLAgentJobs など) を使用すると、SQL Server に関する追加のパフォーマンスデータを取得できる可能性があります。これらを WMI チェックでクエリし、追加のメトリクスを収集することができるかもしれません。

たとえば、一部のユーザーは WMI チェックを以下のように設定し、SQL Server のジョブ失敗数をゲージメトリクスとして収集しています。

init_config: 

instances: 
    - class: Win32_PerfRawData_SQLSERVERAGENT_SQLAgentJobs
      metrics:
        - [Failedjobs, sqlserver.failed_jobs, gauge]
      filters:
        - Name: _Total
      tag_by: Name
PREVIEWING: brett.blue/embedded-collector-release