概要
Datadog Terraform プロバイダーを使用すると、Datadog リソースを作成し、プログラムで管理することができます。このガイドでは、Terraform を使い始めるための概要を説明し、特定のユースケースに対応した Terraform リソースやチュートリアルへのリンクも掲載しています。
セットアップ
- まだの場合は、Terraform をインストールします。
- Terraform のコンフィギュレーションファイルがまだない場合は、Terraform のメインドキュメントの構成セクションを読み、ディレクトリとコンフィギュレーションファイルを作成します。
- Datadog Provider の構成があるディレクトリから、
terraform init
を実行します。
リソース
クラウドインテグレーション
AWS インテグレーションリソース、Azure インテグレーションリソース、Google Cloud Project インテグレーションリソースは、それぞれ AWS、Azure、Google Cloud からデータを Datadog アカウントに素早く流し込む接続設定をすることができます。AWS インテグレーションを使用している場合、関連する IAM ロールや権限と一緒にインテグレーションを設定する例については、AWS と Terraform のインテグレーションガイドを参照してください。
ログとメトリクス
Terraform でログとメトリクスを管理する手順については、Terraform によるログとメトリクスの管理 を参照してください。
モニター
Datadog アカウントに流れるデータで、予期せぬ変化や異常な動作について通知を受けるために、Datadog モニターによるアラートを実装します。モニターの作成と管理にはモニターリソースを、モニターの JSON 定義には モニター JSON リソースを使用します。Live Process モニターを作成する monitor.tf
ファイルの例については、Terraform のメインドキュメントのモニターを作成するのセクションを参照してください。
アカウントの管理
Terraform で Datadog アカウントを管理する手順については、Terraform による Datadog 管理ガイド を参照してください。
ダッシュボード
データをさらに分析したり、オーディエンスのために表示したりするには、Datadog ダッシュボードを作成します。Terraform はこのためにダッシュボードリソースを提供しますが、ダッシュボード JSON リソースを使用して JSON 定義でダッシュボードを作成することができます。また、制限付きロールを構成することで、ダッシュボードの編集を制限することができます。
Synthetic テスト
Webhook
Webhook を使って、Datadog アカウントのデータに応じて、独自のサービスにカスタム API リクエストとペイロードを送信することができます。これにより、サービスにアラートを出したり、インフラストラクチャーで自動化されたアクションを開始したりすることができます。Terraform の Webhook リソースを使用して、Terraform で Webhook を作成および管理します。
Datadog Agent を搭載した Kubernetes アプリケーションの例や Synthetic テストの作成など、Terraform による Datadog の実装と管理の詳しいウォークスルーは、Terraform Datadog Provider のチュートリアルをご覧ください。
その他の参考資料