Amazon EventBridge API 宛先でイベントおよびログを Datadog へ送信
Datadog for Government サイトは、Amazon EventBridge をサポートしていません。
Amazon EventBridge は、イベント駆動型アプリケーションの構築を可能にするサーバーレスイベントバスです。 EventBridge は AWS サービスと統合可能ですが、API 宛先機能を利用すると、API を使用して AWS 外からのデータをプッシュ/プルできます。このガイドでは、EventBridge から Datadog へイベントおよびログを送信する方法を解説します。Datadog から EventBridge へのイベントのプッシュに関する詳細は、EventBridge インテグレーション文書をご参照ください。
セットアップ
始めるには、Datadog アカウントと API キー、Amazon Eventbridge API 宛先へのアクセスが必要です。
構成
Amazon の API 宛先を作成文書のステップに従い、Datadog を API 宛先として追加します。
- Use API key authorization, with
DD-API-KEY
as your key name and your Datadog API key as the value. - 宛先エンドポイントには、ログの場合
https://
/api/v2/logs
、イベントの場合は https://api.
/api/v1/events
を使用して、HTTP メソッドとして POST
を設定します。ログとイベントの違いに関する詳細は、データ関連リスクの低減を参照してください。 - イベントエンドポイントを利用する場合、API Destination 接続の
body.field
パラメータに title
と text
を含める必要があります。これらは、イベントエンドポイントに POST
するために必要な値です。詳しくは、イベントのポストのドキュメントを参照してください。
宛先をセットアップしたら、Amazon のドキュメントを参照して EventBridge 作成ルールを作成して、Datadog をあて先として設定します。
Datadog を宛先としてルールをセットアップしたら、イベントを EventBridge にポストしてトリガーします。Datadog から EventBridge へのイベントのプッシュに関する詳細は、EventBridge インテグレーションのドキュメントをご参照ください。たとえば、アカウントでオブジェクトを S3 バケットへアップロードしてテストイベントをトリガーするには、以下の AWS CloudShell コマンドを使用します。
echo "test" > testfile.txt
aws s3 cp testfile.txt s3://YOUR_BUCKET_NAME
およそ 5 分後、イベントとログが送信されると、Datadog のログコンソールまたはイベントエクスプローラー(送信先となっているエンドポイントに基づき ます)でデータが利用可能になります。
トラブルシューティング
Datadog に送信されたペイロードの詳細を確認し、API エンドポイントのレスポンスを表示するには、Amazon SQS キューをセットアップします。
- Amazon SQS にキューを作成します。
- 構成セクションで作成した EventBridge ルールに移動します。
- Targets タブを選択し、Edit をクリックします。
- Additional settings セクションを展開します。
- Dead-letter queue セクションで、Select an Amazon SQS queue in current AWS account to use as dead-letter queue (デッドレターキューとして使用する、現在の AWS アカウントの Amazon SQS キューを選択する) を選択します。
- 先ほど作成した SQS キューを選択します。
- ルールを更新します。
その他の参考資料