Supported OS Linux Windows Mac OS

インテグレーションバージョン5.1.0

概要

CockroachDB チェックは、CockroachDB クラスターの全体的な健全性とパフォーマンスを監視します。

セットアップ

インストール

CockroachDB チェックは Datadog Agent パッケージに含まれているため、 サーバーに追加でインストールする必要はありません。

バージョン 1.9.0 から、この OpenMetrics ベースのインテグレーションには、最新モード (ターゲットエンドポイントを指すように openmetrics_endpoint を設定することで有効) とレガシーモード (代わりに prometheus_url を設定することで有効) があります。すべての最新機能を利用するために、Datadog は最新モードを有効にすることを推奨します。なお、最新モードには Python 3 が必要です。詳細は OpenMetrics ベースのインテグレーションにおける最新バージョンとレガシーバージョンを参照してください。

Python 3 を使えないホストやレガシーモードを使うホストについては、以下の構成を参照してください。

構成

ホスト

ホストで実行中の Agent に対してこのチェックを構成するには

メトリクスの収集
  1. CockroachDB のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの cockroachdb.d/conf.yaml ファイルを編集します。マルチノードクラスターの場合、各ノードに対して個別のチェックインスタンスを構成します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル cockroachdb.d/conf.yaml を参照してください。

    init_config:
    
    instances:
        ## @param openmetrics_endpoint - string - required
        ## The URL exposing metrics in the OpenMetrics format.
        #
      - openmetrics_endpoint: http://localhost:8080/_status/vars
    
  2. Agent を再起動します

ログ収集

Agent バージョン 6.0 以降で利用可能

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。datadog.yaml で有効にします。

    logs_enabled: true
    
  2. CockroachDB のログの収集を開始するには、次のコンフィギュレーションブロックを cockroachdb.d/conf.yaml ファイルに追加します。

    logs:
     - type: file
       path: /var/lib/cockroach/logs/cockroach.log
       source: cockroachdb
       service: cockroachdb
       log_processing_rules:
       - type: multi_line
         name: new_log_start_with_status_and_date
         pattern: [A-Z]\d{6}\s\d+\:\d+\:\d+\.\d+
    

    path パラメーターと service パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル cockroachdb.d/conf.yaml を参照してください。

  3. Agent を再起動します

コンテナ化

コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。

パラメーター
<INTEGRATION_NAME>cockroachdb
<INIT_CONFIG>空白または {}
<INSTANCE_CONFIG>{"openmetrics_endpoint":"http://%%host%%:8080/_status/vars"}
ログ収集

Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Docker ログ収集を参照してください。

次に、ログインテグレーションを Docker ラベルとして設定します。

LABEL "com.datadoghq.ad.logs"='[{"source": "cockroachdb", "service": "<SERVICE_NAME>"}]'

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで cockroachdb を探します。

収集データ

メトリクス

サービスチェック

CockroachDB チェックには、サービスのチェック機能は含まれません。

イベント

CockroachDB チェックには、イベントは含まれません。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事:

PREVIEWING: may/embedded-workflows