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概要

k6 は、パフォーマンスの問題と回帰を早期に把握するのに役立つオープンソースの負荷テストツールです。

k6 インテグレーションを使用すると、k6 テストのパフォーマンスメトリクスを追跡して次のことができます。

  • アプリケーションの性能と負荷試験メトリクスを関連付けます。
  • 性能試験メトリクスに基づきアラートを作成します。
  • k6 Datadog ダッシュボードやメトリクスエクスプローラーを使用して、k6 メトリクスを分析および視覚化します。

k6 Datadog ダッシュボード

セットアップ

詳細な手順については、k6 に関するドキュメントを参照してください。

インストール

  1. Datadog で、Integrations > API に移動して、API キーをコピーします。

  2. Datadog Agent を実行します。

    k6 メトリクスを Datadog に取り込むため、メトリクスを収集して集約し Datadog プラットフォームに転送する Datadog Agent を介して、k6 はメトリクスを送信します。

    次のコマンドを使用して、Datadog Agent サービスを Docker コンテナとして実行します。

    DOCKER_CONTENT_TRUST=1 \
    docker run -d \
        --name datadog \
        -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock:ro \
        -v /proc/:/host/proc/:ro \
        -v /sys/fs/cgroup/:/host/sys/fs/cgroup:ro \
        -e DD_SITE="datadoghq.com" \
        -e DD_API_KEY=<YOUR_DATADOG_API_KEY> \
        -e DD_DOGSTATSD_NON_LOCAL_TRAFFIC=1 \
        -p 8125:8125/udp \
        datadog/agent:latest
    

    : <Datadog API キー>API キーに置き換えます。アカウントが Datadog EU に登録されている場合は、DD_SITEdatadoghq.eu にします。

  3. k6 試験を実行し、結果を Datadog に出力します。

    Datadog Agent サービスを実行したら、k6 試験を実行し、以下を使用してメトリクスを Agent に送信します。

    K6_STATSD_ENABLE_TAGS=true k6 run --out xk6-output-statsd script.js
    
  4. Datadog で k6 メトリクスを視覚化する。

    試験を実行中に k6 はメトリクスを定期的に DataDog 送信します。デフォルトでは、これらのメトリクスには名前のプレフィックスとして k6.が含まれます。

    メトリクスエクスプローラーモニターカスタムダッシュボードで、k6 メトリクスをリアルタイムで視覚化できます。

    k6 Datadog メトリクスエクスプローラー

    さらに、Datadog が初めて k6.http_reqs メトリクスを検出すると、k6 インテグレーションタイルが自動的にインストールされ、デフォルトの k6 ダッシュボードがダッシュボードリストに追加されます。

    k6 Datadog ダッシュボード

収集データ

メトリクス

サービスチェック

k6 インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。

イベント

k6 インテグレーションには、イベントは含まれません。

トラブルシューティング

ご不明な点は、k6 Datadog ドキュメントをご覧いただくか、k6 サポートまでお問い合わせください。

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