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インテグレーションバージョン6.1.1

概要

このチェックでは、Datadog Agent を通じて MarkLogic を監視します。MarkLogic Server は、運用データおよび分析データのためのデータハブとして設計されたマルチモデルデータベースです。

セットアップ

ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。

インストール

MarkLogic チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。 サーバーに追加でインストールする必要はありません。

MarkLogic の準備

API または Admin インターフェイスで、Datadog Agent に manage-user ロール権限が最小限のユーザーを作成します。 enable_health_service_checks コンフィギュレーションを使用する予定の場合は、Datadog MarkLogic ユーザーにu少なくとも manage-admin ロールを付与します。

API
  1. 特定の値でこのリクエストを調整し、Datadog ユーザーを作成します。

    curl -X POST --anyauth --user <ADMIN_USER>:<ADMIN_PASSWORD> -i -H "Content-Type: application/json" -d '{"user-name": "<USER>", "password": "<PASSWORD>", "roles": {"role": "manage-user"}}' http://<HOSTNAME>:8002/manage/v2/users
    

    適切な <ADMIN_USER><ADMIN_PASSWORD> を使用し、Datadog Agent で使用するユーザー名とパスワードを <USER> および <PASSWORD> に置き換えます。 詳細は、MarkLogic のドキュメント POST /manage/v2/users を参照してください。

  2. 作成したユーザーが必要なアクセス許可を持っているかを確認するには

    curl -X GET --anyauth --user <USER>:<PASSWORD> -i http://<HOSTNAME>:8002/manage/v2
    
Admin インターフェイス
  1. 監理者アカウントで QConsole にログインします。デフォルトで、QConsole は http://<HOSTNAME>:8000/qconsole で使用可能です。

  2. データベースに Security、クエリタイプに XQuery を選択します。

  3. このクエリを実行し、Datadog Agent で使用するユーザーとパスワードを <USER><PASSWORD> に置き換えます。

    xquery version "1.0-ml";
    import module namespace sec="http://marklogic.com/xdmp/security" at 
        "/MarkLogic/security.xqy";
    
    sec:create-user(
        "<USER>",
        "Datadog Agent user",
        "<PASSWORD>",
        "manage-user",
        (xdmp:permission("security", "read")),
        ("http://marklogic.com/dev_modules"))
    

    詳細は、MarkLogic のドキュメント sec:create-user を参照してください。

  4. 作成されたユーザーに十分な権限があることを確認するには、<USER> および <PASSWORD> を使用して http://<HOSTNAME>:8002 (デフォルトポート) で認証します。

構成

ホスト

  1. MarkLogic のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの marklogic.d/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル marklogic.d/conf.yaml ファイルを参照してください。コンフィグファイルのユーザー関連の設定については、作成した Datadog Agent ユーザーを使用します。

  2. Agent を再起動します

ログ収集

Agent バージョン 6.0 以降で利用可能

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml でこれを有効にする必要があります。

    logs_enabled: true
    
  2. MarkLogic のログの収集を開始するには、次の構成ブロックを marklogic.d/conf.yaml ファイルに追加します。

      logs:
        - type: file
          path: /var/opt/MarkLogic/Logs/ErrorLog.txt
          source: marklogic
        - type: file
          path: /var/opt/MarkLogic/Logs/80002_AccessLog.txt
          source: marklogic
    

    path の値を変更し、環境に合わせて構成します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル marklogic.d/conf.yaml ファイルを参照してください。

  3. Agent を再起動します

検証

Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクションで marklogic を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

MarkLogic には、イベントは含まれません。

サービスチェック

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

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