Supported OS
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概要
Agent の Memcache チェックを使用して、Memcache のメモリ使用量、ヒット数、ミス数、エビクション数、フィルパーセンテージなどを追跡します。
セットアップ
インストール
Memcache チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。Memcache サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックを構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、コンテナ化セクションを参照してください。
Memcache サーバーを起動する際に、バインディングプロトコル -B
を binary
または auto
に設定します。自動 (auto) がデフォルトです。
メトリクスの収集
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | mcache |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"url": "%%host%%","port": "11211"} |
トレースの収集
コンテナ化されたアプリケーションの APM は、Agent v6 以降を実行するホストでサポートされていますが、トレースの収集を開始するには、追加のコンフィギュレーションが必要です。
Agent コンテナで必要な環境変数
パラメーター | 値 |
---|
<DD_API_KEY> | api_key |
<DD_APM_ENABLED> | true |
<DD_APM_NON_LOCAL_TRAFFIC> | true |
利用可能な環境変数とコンフィギュレーションの完全なリストについては、Kubernetes アプリケーションのトレースおよび Kubernetes Daemon のセットアップを参照してください。
次に、アプリケーションコンテナをインスツルメントし、Agent コンテナの名前に DD_AGENT_HOST
を設定します。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
このコンフィギュレーションブロックを mcache.d/conf.yaml
ファイルに追加すると、Memcached ログの収集を開始します。
logs:
- type: file
path: /var/log/memcached.log
source: memcached
service: mcache
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成します。
Agent を再起動して、変更を検証します。
検証
Agent の status
サブコマンドを実行し、Checks セクションで mcache
を探します。
収集データ
メトリクス
mcache.d/conf.yaml
で options.slabs: true
と設定している場合、チェックは memcache.slabs.*
メトリクスのみを収集します。同様に、options.items: true
と設定している場合、チェックは memcache.items.*
メトリクスのみを収集します。
イベント
Mcache チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。
その他の参考資料