概要
このチェックは、次のような Presto メトリクスを収集します。
- 全体的なアクティビティメトリクス: 完了/失敗したクエリ、データ入力/出力サイズ、実行時間。
- パフォーマンスメトリクス: クラスターメモリ、入力 CPU 時間、実行 CPU 時間。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
Presto チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。
サーバーに追加でインストールする必要はありません。使用状況メトリクスとパフォーマンスメトリクスを収集するコーディネーターノードおよびワーカーノードごとに Agent をインストールします。
構成
Presto のパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの presto.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル presto.d/conf.yaml を参照してください。
このチェックでは、インスタンスあたりのメトリクス数が 350 に制限されています。返されたメトリクスの数は、ステータスページに表示されます。以下で説明する構成を編集することで、関心があるメトリクスを指定できます。収集するメトリクスをカスタマイズする方法については、JMX チェックのドキュメントで詳細な手順を参照してください。制限以上のメトリクスを監視する必要がある場合は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。
Agent を再起動します。
メトリクスの収集
presto.d/conf.yaml ファイルのデフォルトコンフィギュレーションを使用して、Presto メトリクスの収集を有効にします。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル presto.d/conf.yaml を参照してください。
ログ収集
Agent バージョン 6.0 以降で利用可能
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
Presto のログの収集を開始するには、次のコンフィギュレーションブロックを presto.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
- type: file
path: /var/log/presto/*.log
source: presto
service: "<SERVICE_NAME>"
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべての構成オプションの詳細については、サンプル presto.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで presto
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Presto には、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。