概要
RethinkDB は分散型のドキュメント指向 NoSQL データベースです。リアルタイムな変更フィードに対してファーストクラスのサポートを提供します。
このチェックは Datadog Agent を使用して RethinkDB クラスターを監視し、パフォーマンス、データ可用性、クラスター コンフィギュレーションなどのメトリクスを収集します。
注: このインテグレーションには、RethinkDB バージョン 2.3.6 以降が必要です。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
RethinkDB チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
RethinkDB 2.4 以降を使用する場合は、rethinkdb
データベースに対して読み取り専用のアクセス許可を持つ datadog-agent
ユーザーを追加してください。
以下の ReQL コマンドを使用できます。詳しくは、アクセス許可とユーザーアカウントを
参照してください。
r.db('rethinkdb').table('users').insert({'id': 'datadog-agent', 'password': '<PASSWORD>'})
r.db('rethinkdb').grant('datadog-agent', {'read': True})
注: RethinkDB 2.3.x の場合、rethinkdb
データベースに対するアクセス許可の付与はサポートされていません。
この手順をスキップし、下記の管理者アカウントを使用してください。
Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの rethinkdb.d/conf.yaml
ファイルを編集します。
使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、rethinkdb.d/conf.yaml のサンプルを
参照してください。
init_config:
instances:
- host: localhost
port: 28015
user: "<USER>"
password: "<PASSWORD>"
Agent を再起動します。
注: このインテグレーションはクラスター内のすべてのサーバーからメトリクスを収集します。したがって、Agent は 1 つしか必要ありません。
ログ収集
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
RethinkDB ログの収集を開始するには、次のコンフィギュレーションブロックを rethinkdb.d/conf.yaml
ファイルで編集します。
logs:
- type: file
path: "<LOG_FILE_PATH>"
source: rethinkdb
service: "<SERVICE_NAME>"
path
パラメーターの値を環境に合わせて変更します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、conf.yaml のサンプルを参照してください。
Agent を再起動します。
Kubernetes 環境のログを有効にするには、Kubernetes ログ収集を参照してください。
検証
Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクションで rethinkdb
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
RethinkDB には、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。