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インテグレーションバージョン5.1.0

概要

RethinkDB は分散型のドキュメント指向 NoSQL データベースです。リアルタイムな変更フィードに対してファーストクラスのサポートを提供します。

このチェックは Datadog Agent を使用して RethinkDB クラスターを監視し、パフォーマンス、データ可用性、クラスター コンフィギュレーションなどのメトリクスを収集します。

: このインテグレーションには、RethinkDB バージョン 2.3.6 以降が必要です。

セットアップ

ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。

インストール

RethinkDB チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。

構成

  1. RethinkDB 2.4 以降を使用する場合は、rethinkdb データベースに対して読み取り専用のアクセス許可を持つ datadog-agent ユーザーを追加してください。 以下の ReQL コマンドを使用できます。詳しくは、アクセス許可とユーザーアカウントを 参照してください。

    r.db('rethinkdb').table('users').insert({'id': 'datadog-agent', 'password': '<PASSWORD>'})
    r.db('rethinkdb').grant('datadog-agent', {'read': True})
    

    : RethinkDB 2.3.x の場合、rethinkdb データベースに対するアクセス許可の付与はサポートされていません。 この手順をスキップし、下記の管理者アカウントを使用してください。

  2. Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの rethinkdb.d/conf.yaml ファイルを編集します。 使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、rethinkdb.d/conf.yaml のサンプルを 参照してください。

    init_config:
    
    instances:
      - host: localhost
        port: 28015
        user: "<USER>"
        password: "<PASSWORD>"
    
  3. Agent を再起動します

: このインテグレーションはクラスター内のすべてのサーバーからメトリクスを収集します。したがって、Agent は 1 つしか必要ありません。

ログ収集

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml ファイルでこれを有効にします。

    logs_enabled: true
    
  2. RethinkDB ログの収集を開始するには、次のコンフィギュレーションブロックを rethinkdb.d/conf.yaml ファイルで編集します。

    logs:
      - type: file
        path: "<LOG_FILE_PATH>"
        source: rethinkdb
        service: "<SERVICE_NAME>"
    

    path パラメーターの値を環境に合わせて変更します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、conf.yaml のサンプルを参照してください。

  3. Agent を再起動します

Kubernetes 環境のログを有効にするには、Kubernetes ログ収集を参照してください。

検証

Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクションで rethinkdb を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

RethinkDB には、イベントは含まれません。

サービスチェック

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

PREVIEWING: may/embedded-workflows