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インテグレーションバージョン4.1.0

概要

Datadog-Scylla のインテグレーションは、デフォルトで公開されたメトリクスの大部分を収集します。その際、ユーザー特有のニーズを基づいて追加のグループをカスタマイズすることもできます。

Scylla は「ドロップインの Apache Cassandra 代替」として使用できる、オープンソースの NoSQL データストアです。Cassandra モデルを最新のハードウェアに対応するように再設計し、必要なクラスターのサイズを減らしながら理想的なスループットとパフォーマンスを向上させています。

セットアップ

以下の手順に従って、このチェックをインストールし、ホストで実行中の Agent に対して構成します。

インストール

Scylla チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。

構成

  1. Scylla のパフォーマンスデータを収集するには、Agent の構成ディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの scylla.d/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべての構成オプションについては、サンプル scylla.d/conf.yaml を参照してください。以前にこのインテグレーションを実装したことがある場合は、旧バージョンの例を参照してください。

  2. Agent を再起動します

ログ収集

Scylla には複数の出力モードがあり、実行中の環境に応じて異なります。アプリケーションによるログ生成の詳細は、Scylla ドキュメントを参照してください。

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml ファイルでこれを有効にします。

     logs_enabled: true
    
  2. scylla.d/conf.yaml ファイルのコメントを解除して、ログコンフィギュレーションブロックを編集します。環境に基づいて、 typepathservice パラメーターの値を変更してください。使用可能なすべての構成オプションの詳細については、サンプル scylla.d/conf.yaml を参照してください。

     logs:
       - type: file
         path: <LOG_FILE_PATH>
         source: scylla
         service: <SERVICE_NAME>
         #To handle multi line that starts with yyyy-mm-dd use the following pattern
         #log_processing_rules:
         #  - type: multi_line
         #    pattern: \d{4}\-(0?[1-9]|1[012])\-(0?[1-9]|[12][0-9]|3[01])
         #    name: new_log_start_with_date
    
  3. Agent を再起動します

Kubernetes 環境のログを有効にするには、Kubernetes ログ収集を参照してください。

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで scylla を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

Scylla チェックには、イベントは含まれません。

サービスチェック

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

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