概要
Datadog-Scylla のインテグレーションは、デフォルトで公開されたメトリクスの大部分を収集します。その際、ユーザー特有のニーズを基づいて追加のグループをカスタマイズすることもできます。
Scylla は「ドロップインの Apache Cassandra 代替」として使用できる、オープンソースの NoSQL データストアです。Cassandra モデルを最新のハードウェアに対応するように再設計し、必要なクラスターのサイズを減らしながら理想的なスループットとパフォーマンスを向上させています。
セットアップ
以下の手順に従って、このチェックをインストールし、ホストで実行中の Agent に対して構成します。
インストール
Scylla チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
Scylla のパフォーマンスデータを収集するには、Agent の構成ディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの scylla.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべての構成オプションについては、サンプル scylla.d/conf.yaml を参照してください。以前にこのインテグレーションを実装したことがある場合は、旧バージョンの例を参照してください。
Agent を再起動します。
ログ収集
Scylla には複数の出力モードがあり、実行中の環境に応じて異なります。アプリケーションによるログ生成の詳細は、Scylla ドキュメントを参照してください。
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
scylla.d/conf.yaml
ファイルのコメントを解除して、ログコンフィギュレーションブロックを編集します。環境に基づいて、 type
、path
、service
パラメーターの値を変更してください。使用可能なすべての構成オプションの詳細については、サンプル scylla.d/conf.yaml を参照してください。
logs:
- type: file
path: <LOG_FILE_PATH>
source: scylla
service: <SERVICE_NAME>
#To handle multi line that starts with yyyy-mm-dd use the following pattern
#log_processing_rules:
# - type: multi_line
# pattern: \d{4}\-(0?[1-9]|1[012])\-(0?[1-9]|[12][0-9]|3[01])
# name: new_log_start_with_date
Agent を再起動します。
Kubernetes 環境のログを有効にするには、Kubernetes ログ収集を参照してください。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで scylla
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Scylla チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。