概要
このチェックでは、Datadog Agent を通じて SingleStore を監視します。SingleStore は、保存されたデータのトランザクション処理と分析処理を提供します。Datadog-SingleStoreDB インテグレーションを有効にすると、以下が可能になります。
- メトリクスとイベントにより、クラスターとノードの健全性を把握する。
- ストレージ容量の低下に対応する。
- リソースの利用効率を高める。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
SingleStore チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。
サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
ホスト
メトリクスの収集
SingleStore のパフォーマンスデータを収集するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの singlestore.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションについては、サンプル singlestore.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
注: デフォルトでは、SingleStore インテグレーションは MV_GLOBAL_STATUS
、AGGREGATORS
、LEAVES
テーブルからしかメトリクスを収集しません。システムレベルのメトリクス (CPU、ディスク、ネットワーク IO、メモリ) を追加で収集するには、singlestore.d/conf.yaml
ファイルで collect_system_metrics: true
を設定します。
ログ収集
ログ収集は、このサイトではサポートされていません。
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
SingleStore のログの収集を開始するには、該当のログファイルを singlestore.d/conf.yaml
ファイルに追加します。
logs:
- type: file
path: /var/lib/memsql/<NODE_ID>/tracelogs/memsql.log
source: singlestore
service: "<SERVICE_NAME>"
path
パラメーターと service
パラメーターの値を変更し、環境に合わせて構成してください。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル singlestore.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
コンテナ化
コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照して、次のパラメーターを適用してください。
メトリクスの収集
パラメーター | 値 |
---|
<INTEGRATION_NAME> | singlestore |
<INIT_CONFIG> | 空白または {} |
<INSTANCE_CONFIG> | {"host": "%%host%%", "port": "%%port%%", "username": "<ユーザー>", "password": "<パスワード>"} |
ログ収集
ログ収集は、このサイトではサポートされていません。
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。有効にする方法については、Kubernetes ログ収集を参照してください。
パラメーター | 値 |
---|
<LOG_CONFIG> | {"source": "singlestore", "service": "<SERVICE_NAME>"} |
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで singlestore
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
SingleStore インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。