概要
このチェックは、Datadog Agent を通じて Temporal を監視します。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
Temporal チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。
サーバーに追加でインストールする必要はありません。
構成
Temporal の公式ドキュメントに従って、prometheus
エンドポイント経由でメトリクスを公開するように Temporal サービスを構成してください。
Temporal のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent の構成ディレクトリのルートの conf.d/
フォルダーにある temporal.d/conf.yaml
ファイルを編集します。
まずは、Temporal サーバーの構成にある listenAddress
と handlerPath
オプションに合うように openmetrics_endpoint
オプションを構成します。
クラスター内の Temporal サービスが独立してデプロイされている場合、各サービスは独自のメトリクスを公開することに注意してください。そのため、監視したいサービスごとに prometheus
エンドポイントを構成し、それぞれのサービスに対してインテグレーションの構成で別の instance
を定義する必要があります。
使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル temporal.d/conf.yaml を参照してください。
ログ収集
Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml
ファイルでこれを有効にします。
公式ドキュメントに従って、Temporal Cluster がログをファイルに出力するように構成します。
temporal.d/conf.yaml
ファイルの logs 構成ブロックのコメントを解除して編集し、path
が Temporal Cluster で構成したファイルを指すように設定します。
logs:
- type: file
path: /var/log/temporal/temporal-server.log
source: temporal
- Agent を再起動します。
検証
Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクションで temporal
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Temporal インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
Logs
Temporal インテグレーションは、Temporal Cluster からログを収集し、Datadog に転送することができます。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。
その他の参考資料
お役に立つドキュメント、リンクや記事: